登場人物・登場モンスター【ゲーム参加者】
元ネタになった映画は膨大な数になるので後書きではなく個々に併記します。
また、あらゆるホラー、サスペンス、ミステリー映画のネタバレをある程度含みますのでご了承ください。
【ゲーム参加者】
杉原利人 二十一歳 大学生
人物:口が達者で聡明な青年。温厚に見えるが実は首の美しい女性を絞殺することにしか興味がないサイコパス。嘘と芝居で社会に擬態して生きている。徹底的な合理主義者で判断が速く、思い切りのいい作戦で敵を撃破する。
顛末:史也や寺生と協力して最終盤まで生き残り、口裂け女に刺された後は自らゾンビとなってゾンビモンスターを率いて鮫島の吸血鬼モンスターたちと戦争を繰り広げるが《存在》には敵わず、史也と共に砂にされる。
元ネタ:特になし。サイコパス殺人鬼全般。
ゾンビ
個体名:東野史也
特徴:無自覚ゾンビ。二十一歳の大学生。記憶がないが人並の知能を持ち、高い戦闘能力を持つ。首や四肢が取れてもすぐにくっつけることが可能。時間経過と共に体が硬直し、言語能力も落ちていく。目覚めてすぐに利人の嘘に騙され自分が以前から利人の親友だと信じ込んでゲームを進んでいく。
顛末:硬直が進んだ終盤はほとんど動けなくなるが、それでも親友だと思ってくれていた利人と共に生き延び、最期は利人と共に《存在》によって砂にされる。
元ネタ:特になし。ゾンビ全般。
※以降、祠ガチャで選抜から漏れたゾンビたち
個体名:染呂譲二
特徴:三十七歳。現場作業員。独身。体は大きいが動きが遅く、知能も低い。
元ネタ:ゾンビ(1978)などの監督ジョージ・A・ロメロ
個体名:社務頼実
特徴:十九歳。ギャル。動きが俊敏だが人の言うことを全く聞かない。
元ネタ:死霊のはらわた(1981)などの監督サム・ライミ
個体名:小場野弾
特徴:二十七歳。自衛隊員。妻帯者。強く、賢く、指示に従順に従う。
元ネタ:バタリアン(1985)の監督ダン・オバノン
個体名:有働栄人
特徴:二十三歳。ニート。コミュ障の引きこもりで家族とも何年も会話していない。
元ネタ:プラン9・フロム・アウタースペース(1959)の監督エド・ウッド
個体名:来斗恵土賀
特徴:四十二歳。ラーメン屋店主。バツイチ。頑固で高圧的な性格。
元ネタ:ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)の監督エドガー・ライト
寺生丁 三十五歳 霊能力者
人物:霊能力一家寺生家当主。長髪に無精髭、言動は少し乱暴だが、霊能力者としての腕は確か。相手が人外かどうか判別できる他、霊力を直接ぶつけて戦うことも出来る。勿論、霊を抑える力もある。一度やられて相手の油断を誘う作戦を好む。力は温存する主義。あと手癖が悪い。かつて三度も戦った稀代の怨霊・川町孝子に執着している。
顛末:おタカさんを食べた合成鮫を自らの霊力全て使い果たして葬ってからは戦線を離脱。ゾンビと吸血鬼の不毛な戦争を終わらせるために《存在》を呼び出し、その後は利人にアドバイスを送ったが――。
元ネタ:寺生まれのTさん。やっぱり寺生まれってスゴイ。
怨霊
個体名:川町孝子(通称・おタカさん)
特徴:白い服に前髪を隠した黒い長髪の大柄な女性。近くにいる人間の首を吹き飛ばす呪力を持つが、連発は出来ずインターバルが必要。膨大な量の呪力を質量化した存在であるため、基本無敵で膂力も強い。また絵(落書きでも可)に隠れたり、絵と絵の間を瞬間移動する能力もある。
顛末:チート級の強さを誇ったが、合成鮫に不意を突かれ、餌にされる。
元ネタ:リング(1998)の山村貞子。また彼女の夫・深海寅吉の名前モデルは同シリーズの高山竜司。
グレムリン
個体名:ストライプ
特徴:小さな悪魔のような容姿をした妖精。機械に悪戯をする。水をかけると分裂する。
顛末:史也の血を浴びて分裂しながら合成鮫に立ち向かったが、全て捕食されてしまう。
元ネタ:グレムリン(1984)のグレムリン
鳥の大群
個体名:なし
特徴:凶暴化した鳥の大群。種別は鳩、カモメ、鳶、雀に鴉など。
顛末:全て捕食される。
元ネタ:鳥(1963)の鳥
キラートマト
個体名:なし
特徴:殺人トマト
顛末:前菜
元ネタ:アタック・オブ・ザ・キラー・トマト(1978)のトマト
有働淳一 四十八歳 暴力団員
人物:暴力団組員。金銭トラブルから三人の人間を抹殺し、阿波鬼山に死体を埋めていた。
顛末:ゲームでは人狼を召喚するが、後に人狼共々『メグ』の餌食になる。
元ネタ:凶悪(2013)の須藤純次
人狼
個体名:ルー=ガルー
特徴:銀色の体毛に身を包んだ狼男。鋭い牙と高い機動力を誇る。
顛末:史也と交戦し、牙を噛み折られて撤退。その後で『メグ』に飲み込まれる。
元ネタ:狼男(1941)の狼男
山畑福男 五十二歳 鳥専門ペットショップ『バードケージ』店長
人物:希少種のインコ取引でトラブルを起こした客を四人毒殺。阿波鬼山に死体を埋めていた。
顛末:妖怪樹を召喚するが、殺人人形にガソリンで焼かれて樹もろとも焼死する。
元ネタ:冷たい熱帯魚(2010)の村田幸雄
妖怪樹
個体名:バウム
特徴:人面が浮かぶ洞と無数に出てくる触手の枝が武器。突き刺して生命力を吸収することもある。
顛末:史也を襲った後で殺人人形マリーと対戦、ガソリンをかけられマスター山畑と共に生きたまま燃やされる。
元ネタ:様々な媒体の植物モンスター
北里幸子 四十八歳 ニート
人物:三〇年間引きこもり、家族にこの山に捨てられた。配偶者なし、生活能力なし、戦闘能力なし。
顛末:殺人人形マリーに依存気味。バウムを屠るが直後に現れたヒグマの餌食に。
元ネタ:『セルフ・ネグレクト~ゴミ屋敷、ホームレス、ひきこもり』の田南美緒
殺人人形
個体名:マリー
特徴:一見普通の西洋人形だがとにかく凶暴で攻撃性が高い。
顛末:バウムと対戦、勝利を収めるが、ヒグマには勝てなかった。
元ネタ:チャイルド・プレイ(1988)などのドールホラー全般
古糸織守 二十六歳 ユーチューバー
人物:オカルト専門チャンネルを運営。怪しい所があればどこでも駆けつけ動画にする。
顛末:ヒグマを召喚したのはよかったが、その後に妖怪樹に捕まりエキスを吸われ、死んではいないが活動継続困難となり、ヒグマをフリーにしてしまう結果となる。その後の生死は不明だが、恐らく最後に《存在》により消されたと思われる。
元ネタ:Mr.タスク(2014)のウォレス・ブライトン
ヒグマ
個体名:ウルスス
特徴:巨体で怪力、俊敏で執着心が強い化け物だが、怯ませることは可能。
顛末:マリーと幸子を屠った後で古賀に撤退させられるが、その後で『メグ』に捕食されていた
元ネタ:ブラックフット(2014)など熊害映画全般
拝多洋雪 四十九歳 外科医
人物:表向きは優秀な外科医。実態は私娼を複数地下の研究施設に閉じ込め、生きたまま縫合して繋ぎ合わせて進化人間を作り出そうとしていた変態。
顛末:後述の降海、釈と行動を共にし、寺生を襲おうとした後に史也と交戦するが切り抜けられ、その後にデロが暴走してアシモフにやられ、所有権を譲渡しろと降海を脅すも、こちらも返り討ちに遭う。
元ネタ:ムカデ人間(2010)のヨーゼフ・ハイター博士
地底人
個体名:デロ
特徴:俊敏で咬合力が強い。目が退化している代わりに聴力に優れる。知能は低い。
顛末:史也を追い込むが利人の機転で切り抜けられる。その後、アシモフに咬みつこうとして返り討ちに。
元ネタ:ディセント(2005)のクローラー
降海類 三十五歳 カメラマン
人物:金のためなら何でもやるゴシップ専門カメラマン。冷静かつ冷酷な性格。マッチポンプで事件をでっち上げて撮影し、テレビ局などに売っていた。
顛末:拝多医師、釈と行動を共にし、おタカさんに首を捩じ切られた釈の生首を撮影していたところに史也たちが現れ、途中に拝多医師の横槍がありながらも交戦。あと少しのところまで追い詰めるが、桃の能力の範囲に入ったことで死の運命が発動し、アシモフの電動ノコギリが破損して暴走した結果、首を斬られる最期を迎える。
元ネタ:ナイトクローラー(2014)のルイス・ブルーム
殺人ロボット
個体名:アシモフ
特徴:デフォルメされたイラストのような姿だが、電動ノコギリ、ドリル、目からビームと殺傷力は高い。言語能力も搭載されていて何かと人を煽るような物言いが多い。
顛末:デロや拝多医師を亡き者にした後に史也にも襲い掛かり追い詰めるが、桃の能力でマスターの降海が事故死し、壊れた祠へと姿を変える。
元ネタ:『学び考える歴史』のロボット、及び映画作品の殺戮ロボット全般
釈昼人 四十三歳 建築技師
人物:建築家を夢見る茫洋とした人物。殺害死体を建築資材にしようと考えていた。
顛末:拝多医師、振海と共に寺生を襲うがおタカさんの呪力で首を吹き飛ばされる。
元ネタ:ハウス・ジャック・ビルト(2018)のジャック
アナコンダ
個体名:ボア
特徴:一〇メートル近い大蛇。相手を丸呑みにする。
顛末:寺生たちに襲い掛かるがおタカさんの呪力で釈もろとも首を吹っ飛ばされる。
元ネタ:アナコンダ(1997)のアナコンダ
倉間桃 三十三歳 無職
人物:双子の妹。ワンピースとリボンはピンク色。発育不良で十二歳くらいにしか見えないがれっきとした大人で、姉の杏子と二人一役で養子とした入り込んだ家を乗っ取り、家人の殺害を繰り返していた。
顛末:杏子との連携で利人・寺生を追い込むが、首だけ史也の奇襲に遭い首を咬まれて絶命。史也が咬んだ最初の人物になる。その後ゾンビとして復活し杏子の生首を投擲して戦う。吸血鬼との戦争ではゾンビと吸血鬼の間を反復横跳び、最期は《存在》に消された模様。
元ネタ:祠ネタの双子、シャイニング(1980)の双子、エスター(2009)のエスター(リーナ・クラマー)
死の運命
個体名:なし
特徴:近付いた相手に不運の連鎖で死に導く。どれだけ不自然でも、自然法則に乗っ取っている限り何でも起きる。
顛末:マスターである桃の死と共に壊れた祠になる。
元ネタ:ファイナル・デスティネーション(2000)の死の運命
倉間杏子 三十三歳 無職
人物:双子の姉。ワンピースとリボンはオレンジ色。人物像はほぼ桃と同じ。
顛末:桃との連携で利人・寺生を追い込むが桃を失い激昂し家のもの全てを総動員して襲い掛かるが、史也を倒すのに刃付きの額縁を使ったのが災いしておタカさんの呪力により首を吹き飛ばされる。その後、ゾンビ化した妹に咬まれ首だけゾンビとなり活躍したが、最終的に《存在》に消された。
元ネタ:桃と同じ
ポルターガイスト
個体名:なし
特徴:屋敷の中の家具や資材を思うままに操ることが出来て、それは重力も慣性も無視できる。ただ、霊であるという特性上、霊能力者との相性は悪い。
顛末:マスターである杏子の死と共に壊れた祠になる。
元ネタ:ポルターガイスト(1982)のポルターガイスト
米津能満 二十一歳 学生
人物:優秀な科学者だが苛烈な性格の母親に幼少時から虐待されて育ったために精神の均衡を崩した青年。暴言と暴力を受けながらも、彼にとっての世界は自分と母親の閉じられた世界であった。そんな母が独自研究で透明人間になる薬を発明し、能満は自分から遠く離れた存在になってしまうと危惧する。そこで彼は隠し持っていた毒薬で殺そうと試みるが、手違いで透明人間になる薬と入れ替わってしまい、母親は透明人間になり、目の前からいなくなったように見え、彼の精神は完全に崩壊し、誕生した母親の人格に乗っ取られてしまう。以降、能満に近付こうとする人物は性別関係なく毒殺する危険人物になってしまい、鮫島に目をつけられる。利人曰く大沢たかお似。
顛末:母親の人格で利人に声をかけ罵倒の限りを尽くすが利人の態度に絆され、徐々に心を開いていく。しかし危険人物と判断された利人によって絞殺され、その死体は史也への嘘に利用されることになる。
元ネタ:サイコ(1960)のノーマン・ベイツ
タイムリープ
個体名:なし
特徴:同じ時間を何度でも巻き戻して体験させられる。マスターの死がトリガーとなり、あらかじめ決めていた任意の時刻に戻ることが出来る。時刻が巻き戻ることでマスター以外の記憶も消えるが、任意の一名だけ記憶を保持したままにすることもできる。
顛末:利人に譲渡された後に破棄されて壊れた祠になり、これも史也への嘘に利用された。
元ネタ:ハッピー・デス・デイ(2017)などループもの多数




