表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/93

高木 瀾(らん) (1)

『何が起きたのか不明ですが……「魔法」同士の激突で、関口選士が優勢になったようです』

 何故か、2人が、ほぼ同時に同じ呪文を唱える。

 対戦相手は錫杖を振り降す。

 関口は、印を結んだまま、突っ立ってる。

 そして、何も起きない。

 対戦相手は、一瞬の驚愕の後に怒りの表情。

 関口は相手を挑発。

 司会だけじゃなく、私にも何が起きたか判らない。

「あの……魔法勝負をネットやCATVで中継するってコンセプトそのものに無理が有りません?」

「か……かもね……」

 霊的・魔法的な存在や「気」は、基本的にカメラに写らない。

 当然だ。物理的な実体も無ければ、光も出さないのだから。

 その手のモノを認識出来る人間からすれば……凄い事が起きてるのかも知れないが……ドローンに搭載されてるカメラ越しに見てる私達からすれば……はっきり言って、どう反応していいか判らない。

「あの〜、関口さんの中指おっ立てた手、モザイクかけます……?」

 その時、撮影スタッフの1人が、そう聞いた。

「いいよ。今時、ディズニー映画で、1分に1回『FUCK』を連発したって、PG−13にすらならない御時世なんだから」

 久留間さんは、そう答える。

 だが、その時。

「あ……マズい」

 対戦相手が錫杖を振るが……その先端の速度が異常だ……。棒を振ると言うより、鞭か鎖分銅でも振った速度に近い。

 更にマズい事に、関口は、その攻撃を避ける為に……。

 馬鹿野郎、最初の内は躱せるが、その内、ジリ貧になるぞ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ