↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
名士編 蘭亭会参加者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
776/846

謝万1  曲阿湖に臨む  

蘭亭会《らんていかい》参加者 謝万《しゃまん》 全2編

 既出:簡文23、桓温15、謝安33

    謝安42、謝安49、謝安53

    謝安54、謝安55、謝安61

    殷浩4、王羲之3、王羲之10

    王敦14、何充4、王述2

    孫綽3、支遁7、支遁11



謝万が京口《けいこう》近くにある湖、

曲阿湖《きょくあこ》に差し掛かった。


湖である。故に、流れていない。

ふだん湖を見たことがなかったのだろう、

謝万は周囲の者に聞いた。


「この水たまりは何なのだ?」


「ここは曲阿湖にございます」


あぁ、湖!

なるほど、聞いたことあるわ!

これがそうなのか!


「水は低きに居る、と言う事か。

 この場にすっぽりとはまって、

 流れ出すことがないのだ!」



                

 謝中郎經曲阿後湖,問左右:「此是何水?」答曰:「曲阿湖。」謝曰:「故當淵注渟著,納而不流。」


 謝中郎は曲阿の後湖を經るに、左右に問うらく:「此れや是れ、何ぞの水か?」と。答えて曰く:「曲阿湖なり」と。謝は曰く:「故より當に淵の注渟せること著しく、納まりて流れず」と。


(言語77)




おそらく老子《ろうし》の八章「上善は水の如し。水は善く萬物を利す。而して爭わず、衆人の惡みたる所(=人々は好んで低地には行きたくない、の意)に處す」から来てるんじゃないか、と言う事だ。しかし「この水なに?」って聞き方、妙に可愛いぞ謝万くん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。