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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
名士編 桓温幕僚

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760/846

王珣1  張玄との交友  

桓温幕僚 王珣《おうしゅん》

 既出:廃帝2、簡文26、孝武5、

    孝武7、孝武8、王導6、桓温9

    桓温10、桓温21、桓温36

    桓温45、謝安32、謝安40

    謝安46、王恭16、孫綽2

    王坦之3



王珣は張玄《ちょうげん》と仲が良かった。

そしてこの張玄、名士として

とても声望の高い人だった。


王珣が呉郡《ごぐん》太守となった時、

弟の王珉《おうみん》に対して、

兄の統治の如何について

問うものがあった。


王珉は答える。


「何をもって統治の良し悪しをはかるか、

 とは、非常に難しい問題です。


 ただ、張玄殿との交友は

 日増しに厚くなっておられるようです」




 王東亭與張冠軍善。王既作吳郡,人問小令曰:「東亭作郡,風政何似?」答曰:「不知治化何如,唯與張祖希情好日隆耳。」


 王東亭は張冠軍と善し。王の既にして吳郡と作れるに、人の小令に問うて曰く:「東亭の郡を作せるに、風政は何に似たらんか?」と。答えてく曰:「治化の何如なるかを知らず、唯だ張祖希と情好せる日は隆んなるのみ」と。

(政事25)




張玄のような地元の名士と交友関係をしっかり結べているのだから、統治だってスムーズになされている、と言うことだろうか。まぁ確かに王導さまと陸納さんのやり取りとか思い出すと、そう言うところで齟齬があると偉く大変そうだものなあ。

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