↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
名士編 簡文文壇+α

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
710/846

阮裕1  貸せなかった車 

簡文文壇 阮裕げんゆう 全2編

 既出:謝安10、謝安18、謝安53

    庾亮18、殷浩13、王羲之3

    王羲之5、何充5、袁喬1



阮裕が会稽かいけい郡のしょう県にいた時のことだ。


彼は立派な車を保有していたが、

望む者にはいつでも貸してやった。


そんな中、ある人が母の葬儀に

その車を借りたい、と思った。


だが、葬儀である。

さすがに気が咎めたのか、

言い出せなかった。


その話を後に聞いた阮裕、

盛大に嘆いている。


「車を持っておりながら、それを

 求める者のために用いられぬ。


 これではわしは、なんのために

 車を所有しておるのだ?」


そう言って、車を燃やしてしまった!

ぇぇ……。




 阮光祿在剡,曾有好車,借者無不皆給。有人葬母,意欲借而不敢言。阮後聞之,嘆曰:「吾有車而使人不敢借,何以車為?」遂焚之。


 阮光祿は剡に在りて、曾て好き車を有し、借りたる者にては皆な給せざる無し。有る人の母を葬ぜるに、借りんと欲せるを意えど敢えて言わず。阮は後に之を聞き、嘆じて曰く:「吾れ車を有したるに人をして敢えて借らしまざるに、何ぞを以ての車と為さんか?」と。遂には之を焚く。


(德行32)




阮裕

ド級の偏屈ものだが、気前は良かったという事か。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。