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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
三国志後編 ポスト五丈原

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司馬師1 礼と法     

晋 景帝 司馬師しばし 全2編

既出:鍾会6、鍾毓




司馬師さま、洛陽らくようから見て東にある

上党じょうとうの地に住まう賢人、李熹りきを招聘。

軍の幹部に任命した。


ところで李熹、

司馬懿しばいからの招聘を断ったことがある。

なので司馬師としては嬉しかった反面、

ちょっと不思議にも思っていた。


なのでその辺を本人に尋ねた。


すると李熹はしれっと言う。


「あなた様のお父上は礼をもって

 私を招聘なさいました。

 そのため私も、礼に則って進退を

 考えることが叶いました。


 しかるに明公、あなた様は、

 来ないとふんづかまえっぞ、

 と仰った。

 そりゃ出て来ますよ。怖いし」




司馬景王東征、取上黨李喜、以為從事中郎。因問喜曰:「昔先公辟君不就、今孤召君、何以來?」喜對曰:「先公以禮見待、故得以禮進退;明公以法見繩、喜畏法而至耳!」


司馬景王の東へ征くに、上黨の李喜を取り、以て從事中郎と為す。因りて喜に問うて曰く:「昔に先公は君を辟けど就かず。今、孤が君を召じたるに、何をか以て來たらんか?」と。喜は對えて曰く:「先公は禮を以て待らんと見ゆるに、故に禮を以て進退を得る。明公は法を以て繩を見せたり。喜はただ法を畏れ至りたるのみ!」


(言語16)




李熹

いったん招聘を受けると、そっから抜群の内政手腕を振るった。最終的には「特進」という、文官としての肩書に更なる重みを乗せる名誉称号まで貰っている。時のナンバーワンである司馬師に対してすらこの勢いで放言しかねないくらいの剛直な人だったようだ。

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