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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
名士編 中原名士+α

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楽広1  達した()人たち

中原名士 楽広《がくこう》 全6編 

 既出:謝安34、庾亮29、司馬穎

    王恭2、王戎3、衛玠2



王澄《おうちょう》や、胡毋輔之《こむほし》と言った人たちは、

阮籍《げんせき》の物まねで競っていた。


より放埓に振る舞えた者たちこそ

より「達している」と見なしたわけだ。


中には、劉伶《りゅうれい》のように

マッパになるものも。


その様子を見て、楽広は笑っている。


「儒の中にあってすら

 自ずから楽しき境地は見出せように、

 何ともご苦労なことよ!」




 王平子、胡毋彥國諸人,皆以任放為達,或有裸體者。樂廣笑曰:「名教中自有樂地,何為乃爾也!」


 王平子、胡毋彥國ら諸人は、皆な任放なるを以てて達と為し、或いは裸體なる者有り。樂廣は笑いて曰く:「名教が中には自ら樂地有り、何ぞ乃ち爾りたるを為したらんや!」と。

(德行23)




つーか王澄、王衍とワンセットで紹介しといた方がいいですわねこれ。なんだかんだでものすげえ存在感ですし。


楽広

八王の乱で司馬穎と司馬乂の間に挟まれて悶々としなきゃいけなかったみたいな生き地獄の末に死んだ人。高くは買われていたのだろうけれども、正直生まれたタイミングがご愁傷さま、としか言いようがない。

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