前へ目次 次へ PR 205/846 苻堅2 淝水前前夜 前秦《ぜんしん》の天王、苻堅《ふけん》。その圧力が、 いよいよ強くなってきていた頃のこと。 いまだ会稽《かいけい》でキャッキャしていた 謝安《しゃあん》ではあったが、 あるとき王献之《おうけんし》に言うのだった。 「どれ、そろそろ奴らを 取り除くために動こうかね」 符堅遊魂近境。謝太傅謂子敬曰:「可將當軸了其此處。」 符堅は近境に魂遊す。謝太傅は子敬に謂うて曰く「將に軸に當りて、其の此の處を了さんとすべし」と。 (雅量37) 謝万の失態直後でしょうね。 つーか「其の此の處」とかやめろ。