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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
西晋帝国弥栄なり

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羊祜1  その死を悼むには

羊祜ようこ 全7編



書聖王羲之(おうぎし)の息子、王献之おうけんし

同僚の王恭おうきょうに向け、言う。


羊祜ようこの死後、

 多くの人が嘆いたって言うじゃん。

 まぁ、それはそれとして

 すごいと思うけどさ。


 けど、自分には関係のない話かな。


 個人的には、やっぱり曹操そうそう

 自分の死後、定期的に

 妾と妓女を銅雀台で舞わせた、

 ってエピソードの方がすごいと思うな」




王子敬語王孝伯曰:「羊叔子自復佳耳,然亦何與人事?故不如銅雀臺上妓。」


王子敬は王孝伯に語りて曰く:「羊叔子は自ら復た耳に佳かりせど、然して亦た何ぞ人の事ならんや? 故より銅雀臺の上の妓に如かず」と。


(言語86)




羊祜

西晋の名将、と聞かれて真っ先に出てくるのはこの人の名前だろう。呉討伐に当たって、陸抗りくこうと戦いつつお互いをリスペクトし合ったという。けど結局この人は呉の滅亡を見る事なく死亡。なお政治家としても非凡であり、その死に際して多くの人が嘆き悲しんだと伝わっている。これだけの人だから、一族は当然のように後々の西晋政局に絡みまくってる。


王献之

王羲之の七男、王羲之とともにこの時代の書家としてはトップ。にしてもこれ、南朝貴族の放埓さのイメージの転嫁、と見るべきかな。政治手腕的にリスペクトされるより、どれだけ女の人にモテたかの方が重要、みたいな。だとしたら、とても生臭くて良い。が、なんとなくもうちょい掘れそうな気もするんだよなー。


王恭

同じ苗字だが王献之とは系統が違う。劉裕りゅうゆうの上司である劉牢之りゅうろうしの元上司。ただし理想主義的なところがあって、その辺りが思いっきり劉牢之とバッティング。最終的には裏切られ、殺されている。つーかこのひと、世説新語にエピソード沢山あるんだよなー。その辺さらった後になら、もう少しこのエピソードに織り込まれているレイヤー構造にも気付けそうだが。

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