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5、妹のあざと可愛いさはもはやチート

 事件が起きた。ていうか起こされた。もうなんか最近とらぶる多くない?某漫画のリトさん並みに巻き込まれている気がするよ。

「おにーいちゃん♪」


「なんだい妹よ、お兄ちゃんは今パンを食べるのに忙しいんだが。」


「今日学校行事でね、進学先の下見があるんだってー」


「おー進学は大事だからね、しっかり見てくるんだぞ」


「うん、で何校か選べるらしくってね私今日札幌啓南に見学行くんだー」

 うんうん啓南ね、あそこは進学校だし行きやすいからな~...てか俺の学校!?


「千咲さん?啓南てあの啓南?」


「うん!お兄ちゃんの所!凄い楽しみだな~あ!私もう行くね。

 じゃあ後で案内宜しく♪」

 あー絶対ろくでもない事起きるな...


「あ、遅刻する」小走りで学校へと向かっていった


「はーい着席~、今日は近隣の中学から見学って事で結構な人数来るから脅かしたりするなよー

 特にウェーイ3人組!」


「先生そんなことしないっすよ~」

とゲラゲラ笑う3人


「はいはい、あと来週から3日間テスト始まるから勉強しとけよーはいHRおわり!」


「奏汰!テスト順調か?まぁお前なら心配すること無いよな」


「そんなこと無いよ。圭こそ数学苦手だろ?対策してんのか?」


「万全だぜ!部活の皆と勉強会開いて苦手なところ教えあうって寸法だ。」


「放送部って成績良いの多いもんな。俺はいつも通り1人で復習かな」


『2年C組四宮、2年C組二宮君至急生徒会室まで1人で来なさい』

 急に放送で呼び出しをくらった


「ほれ、女帝がお呼びだぞ(笑)」


「お前楽しんでるだろ...」

 生徒会室まで移動しドアを開けるとそこには腰まで伸びた光沢のある美しい黒の長髪に同じ学生とは思えないほどの大人びた女性が椅子に座りながらこ此方を見ていた。


「失礼します、なんですか天戸さん時間ないので手短に頼みますよ。」


「相変わらず私に冷たいわね君は、まぁそうゆう所も君らしくて嫌いじゃないのだけれど

 今日はあなたを専属執事にでもしようかと思って呼んだのよ」


「執事ぃ?何おかしなこと言ってるんですか。」


「冗談よ、まぁ要は提案ね。しかも君はこの提案を絶対に断れない」


「提案?断れない?何の話ですか?」

 なんだ冷や汗が止まらないやな予感が...


「昨日駅で出会ってるっていうのにしらを切るつもり?ねぇ特殊姓癖者さん」

 !?俺のあの姿を一度見ただけで気付いたっていうのか!?

 なんてことだ死にたい...


「お、脅すつもりですか?」


「人聞きが悪いわね提案だといってるじゃない、もし断るというのならこの事全校生徒にばらすわよ」


「結局脅しじゃないですか!」

 なんだこの脅迫まるで手口がヤクザじゃないか!


「提案よ」

諦めるか...


「分かりました、で俺は何をすればいいんですか?」


「今テスト期間中でしょ?その勉強を一緒にして欲しいのよ」


「は?いや学年1位が何言っt」


「ばらすわよ」


「是非やらせていただきます」さっそく最近会得した土下座を披露する事になるとは...


「君ならそう言ってくれると思ってたわ。詳しいことはメールするわ。ほら早く行かないと授業遅れるわよ」平然と言われ部屋を後にした


「圭、俺今回のテスト順位跳ね上がるかも」


「お?なんだなんだまさか女帝とマンツーマンで勉強か?なんつってな(笑)」


「.....」


「...まじで?」


「まじで」


「何でそんなことに?」


「聞かないでくれるとありがたい」


「まぁ頑張れよ?」


「ああ」

 悩み事があると時間がたつのは早いことで...もう千咲が来る時間になってしまった!!

 天戸さんのことで精一杯でなんも考えてなかった!!あーもうなるようになれだ。

 中学生が何人か校内を周ってるな千咲はまだ居ないみたいだな。安心しきっていたら突然


「お兄ちゃん!」


「おお千咲!もう大分見たな?校門まで案内するからまっすぐ帰れよ?」


「来たばかりなんだけど?」


「どうせ受験するんだろ?ならここの生徒になってからたっぷり見ればいいじゃないか」


「えーお兄ちゃんに案内して欲しいなー」


「お!千咲ちゃん久しぶり。」


「圭君!お兄ちゃんがお世話になってます」

 千咲の周りに圭達が集まってきた


「なになに?二宮の妹?えぇ~めっちゃ可愛いんだけど!私の妹にならない?」


「相田さん、あんまかまわないd]


「お兄ちゃん以外の妹なんて考えられません。」

 キッパリ言いやがった


「まぁ!二宮~愛されてるねぇ大事にしてあげなよ~」


「あはは、まぁね」

妹がブラコンなんて絶対にばれたくない!俺の沽券に関わる早く帰そう


「さぁ千咲途中まで送るから帰ろう!な?」無理やり手を掴み連れて行こうとする


「おいおい千咲ちゃん来たばかりなんじゃないのか?」


「でもだなぁ圭」


「お兄ちゃん、私が来たのは迷惑だった?」


「千咲...」


「死ぬほど迷惑だ。」


「満面の笑みで言い切ったわね」


「お前に兄としてのやさしさは無いのか」


「そっか...」


「なんてこと言うの四宮君!落ち込んでるじゃない!」


「いや金澤さんそうゆうつもりは」


「おい!二宮奏汰!」


「え?浅井?どうしたんだ?」

 突然出てきたのは浅井弓道部員でなにかといってはライバル視してくが憎めない奴あとお馬鹿だ


「どうしたじゃねぇ今からてめぇの春を殺す」


「どうした、意味が分からんお前の頭が春か」


「とぼけるなよ、隣のかわい子ちゃんは誰だ?答えろよ奏汰」

 いや誰って妹だけど...


「なんだか取り込み中みたいだし、十分お兄ちゃんの周りの環境が見れたから今日は帰るね、皆さん来年宜しくお願いします」


「...妹、か?」


「うん」


「俺の勘違い...か!ハハハハハ!じゃあ部活で会おう!」

 顔赤くしてたな、しかもテスト週間で部活もないぞ浅井皆もぽかんとしてるしまいいか


 しかしもう受かった前提か、まぁ千咲の頭なら余裕か

 皆に挨拶して千咲は帰っていきその後周りから責められたのは言わなくてもわかるだろう

 沽券は守れたが大切な何かをなくした気がした一日だった

これからもずっと会長にはいじめられていくのか!妹の視察の真意はなんなのか!

てなかんじのお話にしました。

お初です浅井君と会長個人的に浅井君気に入ってますモデルは高校の同級生だと思って書いてます

特に設定も詳しく考えてません(笑)長々と失礼しました。

ではよしなに

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