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「ゆうれい~?」

放課後の教室でいつもの4人で集まって今朝の話をしていた。

オレがびっくりしてでかい声をだしても今は他に誰もいないからいいか。

でもツバキに頭を叩かれた。

「声が大きいよ。先生言ってたでしょ、へんな噂って。つまり先生方は迷惑してるってこと。」

「いってぇな。叩くこと無いだろ。で、その噂ってどんなの?」

「うん。最近川の方で何か光るものを見たって言う人がいてね。」

ミオウもその噂を知っていたらしい。知らなかったのはオレだけみたいだ。ちょっと悔しい。

「で、それを見に行った人がいるらしくて・・・そしたら・・・」

ユズコの声がだんだん小さくなった。

「女の子がいたんだって。」

「はぁ?怖くないじゃん。」

「続きがあるんだよ。」

「女の子に遊ぼうって言われて手を引かれるんだけど、すごく冷たいんだって。」

「女の子について歩いていったら・・・」

「行ったら?」

「川の真ん中だったんだって」

「それで?」

「ばっかじゃないの?あの川、真ん中まで行ったらうちらでも足つかないし、流れ速いし絶対入っちゃダメって言われてるでしょ。」

「自分だけどぼんって落ちておぼれそうになってる上で女の子がケラケラ笑って言うんだってさ」

「遊ぼう、もっと遊ぼうって・・・」

「キャー!!」

「何、誰、誰の声?」

オレはきょろきょろして探したけどオレらのほかには誰も居ない。

下を見るとツバキが耳を塞いでしゃがんでた。

「ツバ・・・」

「さっ、もう遅いし、帰ろうか!」

ツバキはすくっと立ち上がってなんでもない振りしてたけど手が震えてる。

オレはちょっと意地悪な気分になった。

「よし、まだ明るいし、皆で行ってみようぜ!」

みんながえーっと言ったのをおれは得意な気分で聞いてた。


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