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その後
それから数日、オレたちはぼーっと過ごしてた。
明日から夏休みだ。
でも気持ちはなかなか晴れなかった。
あんなに楽しみにしてたはずなのに。
あの後、橋の上を通ったら何人かの男の子が川辺にいた。
小さな花束を二つ、川に流してた。
そのうちのひとりがアイツだった。
他のやつが多分仲間なんだろう。
皆で手をあわせてた。
あの分ならもう同じことはしないんじゃないかな。
「いっつまでもヘタレてんじゃないわよ。」
ツバキがぺーんと頭を叩いた。
文句を言おうとしたら
「そろそろ復活してもいい頃だと思うよ。」
ミオウがまた新しいパズルの本を持ってにこにこしてる。
「そうよ。ツバキちゃんが心配で心配で眠れないみたいだし?」
「ちょ、ユズコ、そこまでじゃないわよ。」
なんだかんだ言ってみんな心配してくれてたんだな。
「わり、心配かけた。」
オレは片手をちょっと上げてにかっと笑った。
「そろそろ復活しないとな!さて、明日から夏休みだ。楽しむぞー!」
そう言って大きく両手を上げた。
その先に見える夏の空をオレは見上げた。
あの雲の向こうに彼女らがいるのかなって思った。
彼女らの「次」がいつになるのか分からないけど。
再会したら、絶対友達になるんだって今から決めてる。




