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プロローグ

うっかり管理キーワードをいれ忘れていたので、削除を食らってしまいました。

反省しつつ、再投稿しまいました。

こんな辺鄙な森の中にある秘境駅にようこそ・・・

駅のサイズは秘境駅にしては大型だが、まぁ気にするな、常識は投げ捨てるものって言ってた奴がいるしな。

ちなみに5線6面の乗場と隣接する列車の方向変換ができる6線の入換え線、10線の留置線そして20輌を収容できる車両整備工場を持つ巨大ターミナル駅だ・・・

普通に考えれば、こんな場所には不要な駅だが、ここはある列車達にとっても重要な駅だったりする。

どんな列車かって?

噂をすれば来たようだ、空を見てみな、空間が割けて流線型の蒸気機関車に牽引された深緑色に白帯を巻いた列車が現れただろう。

銀河鉄道の列車?違う違う、あの列車は暗黒武装鉄道結社シュバルツァークロイツという鉄道会社が運行しているIW(InterWorld:異世界間連絡)列車、つまりは、次元を超えて異世界間を往き来できる特殊な列車ってことだ。

ちなみに行先は、この世界の近くにある異世界の大連経由の新京行きだ。


そして、そこの大連と新京間の路線、連京線が抱える問題を緩和する為にこの駅は存在しているんだ。

どんな問題かって?

連京線は、南満州鉄道という別の鉄道会社が管理していて、列車の乗り入れ許可が出るまでにかなり時間がかかるんだ。

まぁ、向こうの運行ダイヤの隙間を縫うようにして列車を割り込ませている訳だからしょうがない事なんだがな。

そして、列車付近の駅や信号所でふん詰まりの状態になるわけだ。

当然、収容能力には限界がある・・・ってことで、この駅が重要になるんだ。

この駅は、長距離列車の待機用の駅として機能しているんだ。

あの赤レンガ造りの駅舎には、宿泊施設も完備してるんだぜ、秘境駅なのにすごいだろ。

ちなみにこの駅から出るにはある奴の許可が必要だ、会ったことないか?16歳とか言ってる年齢偽称女で日傘をさした・・・いや、これ以上は止めておこう、妙な殺気を感じる・・・


所で、あんた見掛けない顔だな?

ああ、外来人か・・・でその外来人が何の用だい?帰還なら博霊神社に行けば大丈夫だろうに。

3番線に止まってる人里行き普通列車で人里まで行って、そこで博霊神社参拝線の列車に乗り換え・・・

なになに、巫女に異世界の者は還せないといわれ、ここに行けと言われた?

おいおい、ここは帰還事業所じゃ無いぞ?まったく・・・

とりあえず、あんたの世界の特徴を教えてくれ・・・


外来人説明中・・・


大体分かった、そこ行きの列車は明日この世界付近を通るから、ここに臨時停車して貰うように話をしておくよ。

ああ、気にするなこれでも俺はここの駅長だからな♪

名前?

おお、そう言えば名乗ってなかったな。

俺は間 優人(はざま  ゆうと)、あんたと同じ世界出身の人間だ。

所で、あんた暇かい?

暇なら俺がこの駅の歴史を話してやるが・・・

仕事?

こういう言葉を知らないか?「仕事はサボるためにある」

・・・知らないだって?テストによく出る内容だぞ、まぁ良い俺の暇潰しに付き合えって、あんたの意思?

必要ないだろ?

さあレッツ駅長室へ♪



今後の物語の進行としては、駅長と外来人との会話からはいり、会社に吸い込まれるように本編が始まるといった表現を目指したいと考えています。


あと、ゆっくり更新なので気長にw

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