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そんな言葉が嫌いです

作者: 奏

「可哀想」



その言葉はなんて傲慢なんだろうって思います


だって、誰だって同情してほしいから、生きてるわけじゃない。


その人が生きてきた人生を知って、


その人がこれから歩む未来を予想して、


あなたが心を痛めたところで、


果たして何になるの?


上から目線で語られたその陳腐な言葉に


果たしてどれだけの価値があるの?



人のために泣けるのは、優しい証拠だと思う。


それが、その人の痛みを共有したくて自然と涙が流れるなら、あなたは優しいと言えるでしょう。




でも、「可哀想」だとその人を勝手に不幸だと決めつけて、同情で涙を流すなら、


あなたはただ、傲慢なだけだわ。




幸も不幸も、その人自身が決めるもの。


それを他人がとやかく言う資格なんてないし、


己の考えだけで決めつけるのは、バカのすることでしょう?


その人の人生はその人だけのもの。



それを悲劇のヒロインだ、壮絶な人生だと周りが決めつけて、


拡張させるのは、ただのお門違いじゃなくって?




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― 新着の感想 ―
[一言] とても良い詩ですね! 素晴らしいと思いました。 文も読みやすく、奏さんの思いが伝わってきました。 共感いたしました。 素人のコメントすみません。 失礼しました。
2011/02/16 12:13 退会済み
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