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第三話

地球ではないと感じた千晶は小人さんに幾つかの質問をした。



「あなたたちは私のような人たちからなんと呼ばれていますか?」

「あなたと似た形の人達には妖精と呼ばれているわね」


「魔物がいるところはありますか?」

「ええ、この森にはいないけれど、他のところにはいるわね」


「この世界には魔法がありますか?」

「ええ」




やはりここは日本でも地球のどこかでもないらしい。




瞬時に地球にいる家族、友人の顔が浮かぶ。

もう、会えないのかぁ…..


突然泣き出した私に、妖精だと言う2人は寄り添ってくれた。







ーーーーーーーーーーーーーーー







泣きながら、自分に起こった境遇についてペラペラと話したからか、少しスッキリした気分になった。


2人は私が話したことに始めはびっくりしていたようだったけれど、私の寂しさによりそいつつ、この地球とは違う世界について教えてくれた。




この世界は科学技術よりも魔法が発達した世界らしい。

妖精はあまり人に姿を見られることがなく、私が見えることにとっても驚いたらしい。

妖精と呼ばれる存在は、世界の色々なところに存在していて、これまた魔法で情報共有をしていて、世界について色々と詳しく知っているらしい。


見えないから人々の生活をのぞき放題ってことなのかな?


そのおかげで色々なお話しを聞いて心を一旦落ち着かせることができた。


ただ、この世界のことを知っていても私が何かできるわけではない。

これからどうしたらいいかを考えないと。


「魔法、私も使えたらいいんだけど….」


ついつい思ったことが口に出た。


「あら、使えるわよ。」

「え?」

「私たち妖精が見えるってだけで魔力が高いのは証明されてるわ。」

「でも使ったことがなくて、どうやってやるかもわからないんです。」

「なら、私たちが教えてあげる!

 私の隣にいるこの子は魔法を使うのがとっても上手なのよ!」

「とっても嬉しいお申し出ですが、いいのですか?」

「「ええ(コクリ)」」

「ありがとうございます!!!!」



魔法が使える!!!!!

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