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第二話

文章を書くって難しい。

ツンッ 


「…….」


ツンッ


「…….」


ツンッツンッツツツツツツツッ


「………いたーっい!」


バサバサバサバサバサバサッ


「へっ?」


目が覚めたら、


…….森にいた。


「え?」





ーーーーーーーーーー





「うん、意味がわからないよ〜」


とりあえず何かを呟いても何も返ってこないし得られるものもなかった。


ひとまず立ち上がって様子を見ていたが、元の場所に戻れるわけでも誰かがドッキリ大成功の看板を持ってくるわけでもなかった。




『困った時は自分の状況を整理するっ!そこから正解がわかることもあるのだから』


力強く言っていたラーサのスチルを思い出す。


「自分の状況を、整理しよう」


私が寝ていた周りに、私が持っていた持ち物は落ちていなかった。

服は、美容室に行ったのと同じのを着たままで、上フリース下ジーパンというスタイルだ。靴はスニーカーだから、森の中でも十分動けそうだ。


今いる場所は全くわからない。太陽の位置から方角を推測できるかと思ったが、曇っていてわからなかった。


食べられそうなものはない、飲み物もない。


「詰んでる…..」




現代社会でぬくぬくと育ってきた私にサバイバルができるかといえば否である。

日本のどこかに居たとして、誰かぎ見つけてくれるまでじっと体力を温存しているのが1番偉いだろう。

木を拾うことさえも木の節で切り傷を作る自信しかない。火おこしなんてものもしたことがない。



途方に暮れた私はぽけーっとその場で座って空を見上げるしかなかった。


「ラーサ、整理したけど正解はないっぽい….」


あ〜自然の匂いは落ち着くなぁ…

雲が流れているなぁ、地球だったらながれていく方向が東なんだけどな…地球だよね……..多分…


鳥も飛んでるや

自分以外の生き物がいてどこかホッとする。










ぼーっと過ごして1時間ほどたったとき、


私の前には可愛らしい小人さんがいた。


「……………」


え?

やっぱりコロボックルはいたんだ…..



「……………..」

「……………..」

「……………..」

「……………..」



お互いにびっくりした顔のまま見つめ合う。



「こ、こんにちは」

「……………..」

「……………..」

「……………..」



声をかけるとより驚いたような顔でこっちを見る小人さん。

驚きの顔から可愛らしい声が聞こえた。


「あなた、私のこと見える?」

「はい」

「……………..」

「……………..」


言葉は通じるらしい



小人さんと見つめ合うこと数秒、新たな小人さんが現れた



「……………..」

「……………..」

「……………..」


見つめ合う目が二つ増えた。


「ーーーーーーー」

「ーーーーー!」

「ーーーーーーーーー」

「ーーーー!!!」


小人さん同士でコソコソとお話し合いをしてるみたい。



話が終わったようで、2人ともこっちを見た。

はじめに出会った小人さんが口を開いた。


「あなた、どうしてここにいるの?」 

「気づいたらここにいたんです、ここは日本のどこかわかりますか?」

「日本?」

「はい、人間でいう国の名前なのですが、しってますか?」

「しらないわ、ここはサルナ帝国よ」

「サルナ帝国?」

「ええ、ここはサルナ帝国とリシャール王国の間にある森だもの」

「(全くどこかわからない…..)」



混乱してる私に、目の前の小人さんも困惑中だ。


「えっと、あなたたちはこの森に住んでいるの?」

「そうよ。ここは私たちの森だもの。」


地球に小人さんが住んでいるという大発見と感じられたらよかったのだが、ここまで聞いていた千晶の頭には一つの不確かな事実が存在していた。


「ここって地球ではないのでは…..?」




千晶が異世界に来たと感じた瞬間だったーーーーー

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