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受験当日

さて、晴れて受験会場に着いたわけだが

まぁ、人の少ないこと少ないこと。


生協とかいう店だか生徒会だかわからん先輩達が、何故かアパートの斡旋なんぞしている。


しかし、こいつは良いぞ。


いざ着いてみたら、田んぼの中に在る様な大学で、いったいどこでアパートを借りればいいのかわからんレベルだったからな。


パカパカと携帯を弄りながら、パケ死を覚悟して不動産屋を検索するのも嫌だったしな。


試験?なんか簡単過ぎて逆に焦るレベルだったぜ。これでいったい何を評価するのか、、地方公立なんてこんなもんか。


まぁ、確実に受かってるだろ。こうなりゃこのままアパートを借りるが吉だな。


そこそこの種類が貼り出されている、生協の掲示板らしき板を眺める。


ふむ、、大体4万位か、、


しかし、安いな、、宇都宮のマンションは12万って話だったからな。

なんつー無駄遣いだったんだ。そんな部屋借りてて、電気止まったりガス止まったり電話止まったりしてたのかよ、、

毎日70円の焼きそばの朝飯と10円のチョコの晩飯で堪えてきたあの数年は何だったのか、、


む、いかんいかん。バイトのしようがなかった小学校の思い出がフラッシュバックしてしまった。

中学以降は祖母のお陰で幸せだったし、高校からはバイトできて派手に遊んでたしな。


うむ。あれは、既に乗り越えた過去。これからの生活のためにも、部屋を見つけなければ、、


てか、この大家のとこ安いな?不動産も入ってなくて、礼金なし手数料なし、だと?


よし。家も近いし、直接乗り込んでみるか!

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