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浮遊城  作者: Camellia
2/2

浮遊城2話

「この宿です」

トレロに案内された宿屋は少し古めかしいが大きな宿だった。

扉を開けると一人の女性と目があった。

「あっ!お帰りなさい!今日はよく降るわね・・・ってあれ?」

おそらく宿屋の女将だろう、茶髪のロングの髪の毛は綺麗で青のワンピースがとても似合っている。

「今日から、宿泊客2名追加だ」

トレロは女将に言った

「トレロさんのお友達?あ、浮遊城を見物に来られたのね。じゃあ宿帳に名前を・・・」

トレロは無視でいいです。後で自分がやっておきます。と俺に言い2階へと上がってしまった。そして俺とカイダも同じく2階へと足を運んだ。

「・・・無視しなくてもいいじゃない。あーあ暇だなー」

階段を上がる前、女将がそう言ったように聞こえた。

2階に上がった俺達はトレロから街の状況について聞くことにした。

「ここの状況を教えてくれ」

「今のところ、城が出現してから魔族の気配はありません。この辺りで、魔物が増えたということもないようです。ただ・・・」

「ただ?」

トレロは険しい顔で俺に言った。

「子供達が消えています。今のところ15人。」

それを聞いたのは衝撃的だった。本部にはその情報が届いていないのだ。

「とりあえず、今後どうしましょう。」

トレロは俺の指示を求めている。まずは情報収集がいいだろうか。

「街の中を歩き回って情報を集めよう。魔族があの城に関係しているのなら、必ずどこかで不自然なことが起こっているはずだ」

そうして俺たちは明日から情報収集をすることになった。


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