表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

新世紀の殉教者

アンドロメダの死化粧

作者: keisei1

 交差点の向こうに 見え隠れする君が

 溢れる花束を 手にして消えていく


 僕の心の棘も いつしか取れて 枯れゆく


 このまま二人で 星の彼方へ行きたい

 そして許されるならば 君と軌道を辿るつもりさ

 


 新しい古時計 君との時を刻む

 セピアな夕空が 僕らを包みこむ


 愛情に包まれた影が いつしか癒えて 消えゆく


 このまま二人で 宇宙の果てへ行きたい

 やがて叶うのならば 君と藻屑として散るつもりさ


 

 想いは届かずとも 君は願ってくれた

 僕のワガママを 黙って許してくれた


 白い教会の鳩が いつしか空へと舞い上がって


 このまま二人で 星空の先へ越えていきたい

 そして許されるならば 輪廻で巡りあうつもりさ



 このまま二人きりで アンドロメダの星になるつもりさ

 そして叶うのならば 君を愛していたい



 ずっと 君が花束とともに枯れて

 死化粧しにげしょうをまとい 火に包まれる時も


 ずっと 変わらない想い

 それは君を慕う愛情


 ずっと……


 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ