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繰上炬深
繰上炬深
清楚な雰囲気を持ち、読書が似合いそうだが、中身は意外とそうでも無い。
歳は棺達より四、五歳上で色雨よりは下。
かつて師弟関係だった色雨を尊敬しており、今も出来るだけ接点を持とうと努力している。
現在は一般隊士から智天使になり、色雨の上司になっている。
色雨が他人行儀で敬語を使うのが嫌いで、使うと不機嫌になる。
同じ本部で働けるように出世を願っているが、本人が町を離れる気が無い為に拒否された。
色雨の守りたい、大切な者の内の一人だが、本人は衣だけだと思っている。