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探女

探女（サグメ）

濃い隈が目の下にある、黒いスーツを着た女。

あまり表情のないクールな顔立ちをしている。

歳は二十九だが、爺口調で話す癖があり、本人も気にしている。

時間に厳しい性格で待つことも待たせることも嫌う。

好きな言葉は「光陰矢のごとし」

目的の為には手段を選ばない「マキャベリスト」で目的以外に費やす時間を全て無駄と称する。

デプラを隙間の神に迎え入れた張本人で、後に補佐をしていた。

現在堕天使を率いている裏のトップ。

様々な宝石が付けられた装飾剣「ティルヴィング」を持っている。

実験の末に完成させたダーインスレイヴとは違う魔剣であり、史上最悪の聖痕装置。

その性能は「身を滅ぼす代償に、三つだけ願いを叶えること」

人間の生命力（寿命）を三分割し、消費することで莫大な奇跡を起こす聖痕装置。

「安全装置」を使い、探女は願いをキャンセルし、生命力を還元することで何度も二つだけの願いを行使していた。

叶えた願いは身体能力を上げる、物体を創造するなど「取り返しがつく願い」に限られた。

他者の死など、取り返しのつかない願いが叶えられた時点で、キャンセルは効かなくなる。

また、魔剣とは意志がなく、願いを曲解する危険を持つ為、より具体的な願いを口に出すように探女は気をつけていた。