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御開言伝
御開言伝
黒髪に混じった白髪が目立つ初老の男。
しかし、弱々しさは無く、生気が溢れている。
新興宗教「神の導き」の教主であり、布教を続けている宗教家。
「人間は全て、神の傀儡であるべき」と考えているなど、極端な程に神を神聖視している。
「世界布教」を理想として布教を続けている。
教えを書いた本を配るなど地道な布教活動もするが、それでも入信しない者には聖痕を使って、洗脳しようとするなど狂信的。
強引な手段を取っている自覚はあり、それでもその手法を取るのは、自分の行いが結果的に平和を作ると信じているからであり、私利私欲を目的としている訳では無い。
聖痕は「精神工学」
「意志送信」系の聖痕であり、その中では強力なタイプ。
他人の脳内に自分の思想や価値観を送り、他人にその思想を強制する洗脳の力。
本質は「他者との共感」