逸谷不戒
逸谷不戒
殺人犯として報道されたら、十人中十人に意外に思われそうな、平凡な外見の男。
時々語尾を伸ばす、常に軽いテンションの口調をしている。
隙間の神に対立する違法聖痕使いの組織「反逆者」に所属している。
「暴君」の「右腕」と言う、組織の中でも重要な地位に着いている。
人格に問題がある違法聖痕使いをボスの代わりに纏めている為に苦労している。
性犯罪を嫌っている。
一見まともだが、精神が不安定で、精神安定剤を常に持ち歩いている。
殺意を持たずにさっきまで会話していた人間を当たり前のように殺せる殺人鬼だが、人殺しが好きな訳では無い為に必要以上の殺人は犯さない。
ボスを「麻薬」に例え、自分達はボスに忠誠や信頼では無く、崇拝、依存していると語る。
それ故に使い潰されると分かっていても、ボスの近くにいたいと思っている。
過去、触れただけで人を殺せる聖痕を宿した自分は殺人鬼になる為に生まれてきたと考え、殺しにしか価値を見いだせない殺人鬼として生きていた時、季苑と出会い、殺人は手段でしかなく目的ではないと言うことを悟った。
その後は季苑の為に人を殺すことが生きる目的となっている。
そのような経緯を経ている為に殺人を目的とする一面と殺人を手段とする一面の二面性がある性格であり、人格が不安定。
聖痕は「薬剤耐性」
人間の皮膚に直接触れることで病原菌を感染させることが出来る。
感染した者は合図をすることで発症し、喉を塞ぎ、窒息死する。
また、感染した人間に触れた人間にも伝染する。
本質は「伝染すること」