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Project Alpheos(プロジェクト・アルフィオス) ~あなたのリクエストで星の未来を取り戻せ~  作者: だしのもと
Project Alpheos 体験ミニストーリー(星レベル10~

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【海遊びとスイカの記録】

※挿絵はAIイラストを使用しています

ふたりはそれぞれのマリンスポーツに挑戦していた。


「波乗りキララ、いっくよーっ!」


挿絵(By みてみん)


浜辺に立つキララは、太陽を味方につけたかのような満面の笑み。

大きなサーフボードを小脇に抱える姿は、まるでプロのよう……と言いたいところだが。


「波を操ってお兄ちゃんに自慢するんだ!」


そう意気込む妹をよそに、ピカルは一足先にレクチャーを受けスキューバダイビングの装備を整え、海の中へ潜っていた。


ピカルは水中で色とりどりの魚たちと出会い、沈んだ遺跡のような岩場に目を輝かせていた。

冷静沈着な彼でも、海の神秘には素直に感動せずにはいられない。


挿絵(By みてみん)


(これが……地球の“海”……。 アルフィオスの良く晴れた空に似ている。 けれどこんなに希望にあふれている)


一方、キララは三度目のチャレンジでようやくボードにバランスよく立ちあがる。

だがその瞬間。


「うわぁ~~っ!!わぷっ!?」


あえなく波にさらわれ、転がり込むキララ。


「もう一回!今度はもっと長く立ってやるんだから!」


こうして兄妹のマリンスポーツ体験は、「新たな発見と挑戦」という夏の思い出として刻まれていった。


_________________________


体験がひと段落し、夕暮れが海辺をやわらかく染めていた。

砂浜に座るピカルは、スキューバダイビングで撮影した映像を確認しながら、真剣な表情でメモを取っている。


「このサンゴの群生、構造がアルフィオスの旧水脈図と近い……。持ち帰って解析できれば.…」


「おにーちゃーん!見て見て、スイカ割りのスイカもらって来た~!」


キララの元気な声が、波の音に重なる。

片手にはすでに割れているスイカのかけらが二つ。


「…キララ、それ、どこから.…?」


「近くでスイカ割りしてた人達がいたから混ぜてもらってたの!ほかちゃんとお兄ちゃんの分もあるよ?」


ピカルの無表情が少しだけやわらぐ。

渡されたスイカをかじりながら、ふたりは夕暮れの海を見つめた。


「ねぇ、お兄ちゃん。アルフィオスにもさ……こんなふうに、誰かと笑いながら海を眺められる日って、来るのかな?」


「……来るさ。俺たちが、それを記録して、持ち帰るなら」


キララはにっと笑い、スイカをもうひと口。


「じゃあ、次は海辺でバーベキューだね!地球の味、全部覚えて帰るからっ!」


星が瞬きはじめた空の下。

ふたりの記録は、ひとつずつ、希望の光になっていく。

参加者リクエスト:ピカルとキララでマリンスポーツ


お読みくださりありがとうございます!

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リクエスト企画の方は不定期で参加者様を募集してます。

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