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[完結]引きこもりの少年は異世界で森に引きこもる、はずだった。~幼馴染の聖女の為になし崩し的に異世界を連れまわされた件~  作者: 安ころもっち
第四章・王国のダンジョン攻略

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92.それぞれの日常 01

※本日二本目です。


――― ウイストザーク帝国・ウイストザーク大森林


 王国から戻ってから2週間程がたった。


 俺は暫くの間のんびり過ごすべく、森の深層でルリ達に守られながらも体を動かす時間を過ごした。体の切れも良く、能力値も少しだけ上がっていた。

 深層であっても十分にソロ無双できるぐらいには強くなっているのを感じる。


 王国からの報酬として使いきれない程の金額を貰い、さらにはいつでも王国に来てくれて良いと言われ、王国の上流貴族の娘を用意しているので、2~3人ほど嫁にどうだ?という連絡まで来ていた。

 もちろん俺がそんな話に乗っかることも無く、美味しい料理を楽しみつつ拠点を少しづつ改装しながら、さらなる快適を目指すというゆるやかな毎日を満喫していた。

 拠点内に足りてなかった家財道具についても玉井さん達が街へ買い出しに出てくれたので、すでに王国の城での生活を凌駕するほど充実した生活が送れるようにもなった。


 不和さん達が作ってくれた便利な魔道具も購入し、地球にいた頃と比べても快適なので、自堕落生活が病みつきになりそうではあった。

 とはいえ、こんな調子では不摂生で体を壊しかねない。俺は長生きしたいんだ。そう思って狩りなどで適度に体を動かしたりしていた。健康マジ大事。


 現在は広いリビングと寝室、トイレとバスルームを完備している。リビングと寝室はどちらも柔らかなジュータンが敷かれている。寝室には快適な眠りをサポートする高級ベッドに、ルリが作ったアラクネ布の高級布団を使用しており、毎日熟睡できている。

 お風呂も全自動で24時間いつでも入れる魔道具なので、1日数回入ることも珍しくはない。やはり俺はシャワーより湯船につかりたい。トイレはもちろんウォッシュレットに暖かい便座という快適な魔道具を作成してもらった。

 各魔導具の動力源となる魔石も、森の深部にいる猿を2~3匹狩ればその魔石で1週間は賄えるので、特にお金もかからない。格納庫には大量の食料がすぐに食べれる状態で格納されている。

 日本のあの安アパートに比べると何十倍も快適だ。


 未波達用に作成した建物には10畳程度の部屋を10室。俺の住む建物とは少し距離を空けて設置していた。各部屋には個別にトイレもあるし、建物内には女性専用にしてある大浴場もある。

 広い食堂スペースに調理場、室内訓練場も広く作ってある。他にも要望があれば作る予定だが、今のところ何も言われてはいない。


 他の人達用にいくつか建物を作っていたが、今現在それについては放置している。さすがにもう他の人達が押し寄せてきて居座ることも無いだろうと思っている。


 他にも外で食事をとる際に使っている窯のあるスペースに食事用のテーブルや調理台を設置している。その周りも広く空けてあり、そこでゴロ寝できるスペースも設置している。

 天気の良い日はそこでうたた寝するのも最高に気持ちが良い。


 ただ、最近はそこで寝ていると起きた時には隣に未波や池田さんが寝ていることもあり、少し使いづらくなっていた。自分用に別の場所に作ろうかな?


 でもここ最近は未波とも自然と会話できるし、池田さんとも普通に話せるようになった。金髪だった彼女も今は茶髪に染めているようで、あまり恐怖を感じなくなったからというのもあるが。


 2人も俺の世話を彼是と焼きながら俺を揶揄ってくるのだが、それもまた楽しい生活の一部にもなっていた。たまにやり返したくて2人の言葉にのっかってみるが、さらにエスカレートしてしまうので程々にしてほしいなと思っている。

 何度も体を押し付けてきたりしているが2人は恥ずかしくないのだろうか?俺の理性が崩壊して何かあったらどうするつもりなのだろう?……俺だって一応人並みに性欲を持ち合わせている男なのだから。


 フランはあれから1度だけ訪ねてきた。

 やっと溜まっていた公務が終わり、護衛の横井達と一緒の訪問。


 本当はこのままずっと一緒に居たいと言われたが、そうも言っていられないらしく数時間で帰ってしまった。その間は俺にべったりとくっつき甘えていた。忙しい日々に少しばかりの癒しが欲しかったのだろう。

 俺で良ければと思ったが、フランの柔らかく女性らしい体つきに少しドキドキしてしまう。フランも年齢的に大人の一歩手前なのだから、いい加減子供のような接し方をされては困ってしまう。


 城勤めとして横井達に加え、不破さんや杉浦さん達でローテーションしてフランを護衛しているという。最近はいくつかのグループに分かれ、兵士達から新たに選出された者達と共に無難に護衛をこなしているようだ。


 蘭堂達は冒険者としてダンジョンに籠りさらなる強さを磨くらしい。怪我もなく元気にやっているらしいが、こちらには一度も顔を見せには来ていない。まあそんなに仲良かったわけでもなかったし。

 それにしても蘭堂達はすでに生活には困らない程度の資産を持っているだろう。ダンジョンはそんなに楽しいのかと考えてしまう。


 岸本さんも同じように王都のダンジョンに行ったりしているようだが、ここ2週間森にはきていない。俺が留守中に何度か来ていたようだが。

 岸本さんについては王国に行く前にルリには敵対しないようにとお願いしておいたので、特に何事もなかったようだ。何度かダンジョンに潜っていたと言うので、多分だが試練をクリアしに来たのだろう。


 藍川については何をやっているかすら不明だ。

 飯田達からの連絡はまだない。仮に飯田が異世界転移を覚えあっちに帰れる目途がついたとて、俺が帰ることはないだろう。それ程に今の生活が気に入っていた。


 俺はまだまだこの森で、ルリとコガネ、アクアやレッドと共に楽しく暮らしていきたい。

 そして、欲を言えば未波とももっと仲良く……そう思いながら未波を見ると、未波は優しく微笑んだ後、いたずらっ子のように口元を押さえながら手に持っているお肉を俺に差し出すのだった。


 俺は照れながら、少し薄味のお肉を咀嚼した。


――――――

佐田勝基 / 人族 / クラス [自宅警備員/範囲内スキル向上]

力 C- / 知 D- / 耐 E

<スキル>

[拠点防衛] 自分の陣地を認識しその範囲を防衛拠点とする力

[偵察] 人知れず相手のステータスを確認する力

[城壁] 拠点内に石造りの壁を作り出す力

[鼓舞] 味方の能力を引き上げる力

[強制退去] 突風により敵対者を陣地から退ける力

[防壁] 目の前に鉄の壁を出現させる力

[格納庫] 物を大量に保管する空間を所持する力

[肉体改造] 一時的に力を倍増させる力※反動あり

――――――

フランソワーズ・デ・ウイストザーク / 人族 / クラス [傀儡師/魔力消費効率化]

力 F / 知 F+ / 耐 D+

<スキル>

[カラクリ] 木の人形を作成して動かす力

[複製] 複数のカラクリを操作する力

[デコイ] 木の飛翔体を作り出し遠くを見渡す力

[巨大化] 制作物を魔力により巨大化する力

[巨人兵(ガーディアン)] 巨躯な魔導兵を作成して動かす力

[木馬] 100キロまで積載可能な木馬を作成する力

――――――


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