1,病弱だったけど楽しく生きます!
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「ごめんね。もう…無理そう…」
「ダメよ死んじゃ」
「今…まで…ありが…と。産んで…くれ…て…あり…が… と…。」
「ダメよダメよ!」
彼女はやがて目を瞑り永遠の眠りについた。
「嫌ぁーーー!」
彼女の母親は一晩中泣き続け途方に暮れるのだった。
…………………
………………
……………
………
私は目を開けた。そこにはなにもない真っ白な世界。私…水樹 舞雪は混乱した。誰もいずただただ広い世界が広がっていたのだった。たしかに私は死んだはずだった。だけど、何故か生きている。
しばらくして女性の声が聞こえた。
「あら?目覚めたかしら」
「ほんとだ。よかったー」
「成功したようね」
「かわいい〜」
私はさらに混乱した。だって、だって…………
目の前にそっくりな顔でそっくりな声いたんだよーー!?
口をパクパクさせながら私は喜んでいるそっくりな四人に聞いた。
「あ、あのー……」
「「「「あ、ごめんね。」」」」
そろいすぎでしょ
なぜかおかしく感じて笑ってしまった。
あれ?
苦しくない
どうして?
なんで?
「うふふ♪、びっくりした?」
一番右にいた人が聞いてきた。
「はい。あなたが治してくれたのですか?もう治らないと医者に聞いていたので……」
今度は右から2番目にいる人が言った。
「うーん、一様あなたは死んだよ。舞雪が混乱するのもわかるけどね。」
え?どういうこと?これはいわゆる死んで転生してしまったっていうやつ?ずっと病院のベッドで過ごしてたから、本を読みまくっていたからなんとなくわかるけど。
っていうかなんで私の名前を知っているの?
「あのー、えっと……私は生き返らせてもらったのですか?」
今度は左から2番目の人が答える。
「そうだよ。あと、あなたの名前はあなたの記憶から知ったの。ごめんなさいね、勝手に見てしまって。」
「それについてはいいですけど、生き返らせてくださったのは感謝しています。あの、その、……」
「あ、私たちの名前ね。そういえばまだ言っていなかったね」
そこから自己紹介してもらった。
左から、
アエスニール様
イターナスネル様
ウィンテール様
エターナル様
というらしい。四つ子でいろいろな世界ができる前から生きているらしい。上から生まれた順番なんだって。
「何故、私を生き返らせてくれたのですか?」
声がそろって
「「「「だってかわいいんだもん」」」」
え?そんな理由?
「今、絶対そんな理由?って考えたでしょ?」
「理由なんてないけど、あなたの人生があまりにもかわいそうで愛らしく思ってしまって。」
「でも、私たちは女神。一人を愛することはできない。」
「だから、あなたが死ぬまでまって、生き返らせてあげようと思ったの。私たちの子供としてね♪」
まさかのずっと見られていたんだ。でもなんかうれしいな。母親には愛されていたけど、他の人には誰にも愛されなかった。
「子供としてとはどういうことですか?」
「それはさっきもいったけど女神は一人を愛してはいけない。でも、私たちの子供にすれば愛することができる。私たちの勝手に巻き込んでしまったのは悪かったと思うけど、私たちはあなたのことが好きなのよ。」
「なんか嬉しいです。これからよろしくお願いします。
、、、、
お母さま!!」
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