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俺と幼馴染の心春ちゃん


 俺には幼稚園の頃から、一緒に育った幼馴染がいた。


「はるきとこはるで、はるがおそろいだね!」


それが、幼馴染と話した初めての会話だったのを、今でもはっきりと覚えている。

これがきっかけで、彼女と仲良くなったようなものだ。



彼女とは小学校、中学校と同じ学校に通い、朝も二人で待ち合わせて登校するし、帰りも時間が合えば二人で帰る。

休日だってよく一緒に遊んでいたし、示し合わせたわけでもないのに高校まで同じ!


となると、当然こう考えると思うんだ。


「もしかして……あいつ、俺のこと好きなんじゃないか!?」


ってね。

もちろん俺はずっと彼女が好きだったし、これはもう行くしかないだろう、と!


とは言え、今はまだ早い。

二人とも高校生活に慣れた、1学期終了前が勝負所だ!

そうして舞い上がった俺は、断られることは100%ないと考え、二人で楽しむ夏の計画を念入りに立て……。



「ご、ごめん……ぼく、ハルのこと、男の子として見たことない……」

「へぇ……?」


あっさりとフラれ……。


こうして俺、天方 日葵(あまかたはるき)三枝 心春(さえぐさこはる)への初恋は、あっけなく終わりを告げた……。


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