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8.忘れていた切なる想い≪ネスティ視点≫

 実りの季節2の月、6巡の1日。


 私ことネスティ・ブレイクスは、この日は朝から浮かれていた。

 自分らしくないとは思う。

 城内を笑みを浮かべて歩くなど、今までなかったことだからな。呆ける皆の顔が面白い。

 でもそれも仕方ないだろう。

 愛しい少女と二人きりで出かけるなど、今までなかったのだから。


 時間を気にしながら、馬車に乗り城下の街へ急ぐ。

 もちろん剣を帯刀するのも忘れてはいない。

 ミアを守るための剣だ。


 約束の時刻は正午。

 昼食を一緒に取り、そのあと収穫祭準備で賑わう街を探索しようと計画している。

 私が普段良く赴く料理店や服飾店はミアが気後れしそうなので、今回はミアに合わせ、庶民の暮らしを満喫しようと思う。

 いつもの私ならあり得ないことだ。

 ミアと二人でいられるなら、すべて許容してしまえるとは自分でも不思議に思う。


 これから向かうリスティアの城下街は、高台の城を頂点に扇状に広がっている。

 城の背後にそびえる山岳地帯からぐるりと城壁が張り巡らされ、その中に貴族の住居や王立学園、神殿がある。

 そして、城壁の門を出ると民の暮す街が広がっているのだ。

 城から眺める城下の街は圧巻ですらある。


 因みに門は3か所あり、それぞれ中の門、西の門、東の門と呼ばれ、昼夜問わず警備の騎士が詰めている。

 比較的、外と街との人の出入りは自由で、どこからでも街には入れるが、城壁門から中には許可なき者は入っては来られない。

 城壁門を飛び越えてでも、と思う輩は愚かだろう。

 その高さもあるが、万が一城壁門の上に到達できたとしても、そこには魔力結晶が置かれ、四方八方常に監視をしていて、侵入者には容赦ない攻撃を仕掛けるのだ。

 それは、命を奪うほどの威力を持っている。

 過去には犠牲になった愚かな人物もいると聞く。それも、一人や二人だけではない。

 そして、運よく城壁内に侵入できたとしても、城内の敷地内には入り込むことすら出来ない。そこには、さらに強固な魔力結晶が敷地内に埋め込まれ、正門以外から侵入しようとすると一瞬にして城壁門の上に転送させられるからだ。

 現代の魔力の粋を極めたそれは、認識された者のみを見分けると言われている。




 その城壁の中の門を越えたところで私は馬車から降りた。

 いかにも貴族然とした馬車で街に入るのはさすがに混乱を招きそうだからだ。


 ミアとの待ち合わせは、街の中央にある公園内の聖女の祈りの像の前だ。

 聞くところによると、よく待ち合わせに使われるということだ。


 時間は、ちょうど日が天に差し掛かったころ。

 目的の場所にたどり着くと、ミアは輝かしい笑顔で私を迎えてくれた。


「ネスティ様!」


「すまない、遅れたか?」


「いいえ、私も今来たところです」


 足早に駆けつけてくる愛らしい姿に笑みがこぼれる。

 照れくさそうにはにかむミアの笑顔が愛おしい。


 私はミアに勧められるまま、街の食堂で昼食をとると――庶民の食事は初めてだったが、ミアと一緒ならおいしいと感じるものだ――収穫祭間近で賑わう街を散策して歩いた。


 楽しそうに店を見て歩くミアは見ていて飽きなく、こちらも自然と笑みがこぼれる。

 途中、人ごみでぶつかりそうになったミアを抱き寄せた時は、思わずこのまま抱きしめてしまいたいと思うほどだった。


「ネスティ様、あの…、腕を組んでもいいですか?」


 恥ずかしそうに訊いてくるミアに勿論と答え、私は腕を差し出した。

 遠慮がちに触れて来るミアが可愛い。


 そのまま雑貨店の前を通ると、ミアが一つのネックレスをじっと見ていた。


「ミア、それが気に入ったのか?」


 それはミアの瞳と同じ、新緑の色をした小さな宝石が付いていた。


「はい……でも、わたしの持っているお金だと足りなくて…」


 少し悲しそうに話すミアが愛おしくて、思わず購入し、ミアの首にかけてあげると本当にうれしそうに笑みを向けてきた。


 この程度の物でこれほど喜ぶとは、ミアは本当に慎ましいのだな。


 再び遠慮がちに腕を絡めてくるミアに笑みを返す。


 楽しい、と心から思う。

 このような感情もミアが初めて教えてくれたものだ。




 ―――フィア!


 突然響く悲鳴にも似た叫び声。


「――なんだ?」


 私は不意に立ち止まり辺りを見渡す。

 街の住民も、突然の声に辺りの様子を窺っているように見える。


「今の声は…」


 その悲鳴に驚いたのか、ミアを見ると、その表情は僅かに強張っていた。


「――トマ?」


 小さく呟かれた名前。


「知っているのか?」


「はい…わたしの幼馴染です」


 微かに震えた声。

 声だけで分かるとは、よほど大事な幼馴染なのか?


「何かあったのかもしれない、行ってみよう」


 少し疑問を持ちながらも、心配げに佇むミアをほおってもおけずそう告げた。


「はい!」


 私はミアの手を握ると同時に腰の剣の感触を確かめる。


 何事もなければいいが――


 私は、人並みに剣も扱える。

 何かあっても、それなりに対処は出来るだろう。

 だが―――


 私の脳裏に、昨晩殿下に告げられた最後の言葉がこだまする。


『収穫祭目前で賑わっているだろうから何事もないようにあの子を守ってやってね、ネスティ』

 

 まさか、本当に何事かが起こるなんて思わないですよ、エスリード!


 内心愚痴りながら、私たちは足早に歩みを進めた。

 



 程なくして声が聞こえたあたりに来ると、そこには人だかりが出来ていた。

 声を聞きつけ集まってきていたのだろう。

 立ち並ぶ店の裏道を人の波を縫う様に中に進むと、そこには沈痛な眼差しの青年と、意識のない少女が居た。


 ま…さか……あの、少女は…!?


「トマ!」


 自分の目に映るものが信じられなくて呆然としている私をよそに、ミアは意識のない少女を支えるかのように抱きかかえている青年に近づいて行った。

 青年は、ミアに気づくと困惑の表情を浮かべる。


「…ミア」


「どうしたの? その人は誰?」


「僕の友達だよ、急に意識を失ったんだ」


 問い詰めるような口調のミアに対し、心配げに告げる青年。

 その言葉にミアは微かに顔を歪めた。

 

「トマの友達? その女の人が? いつから? なんでその友達と二人きりでいたの?」

 

 意識のない少女を心配する言葉ではなく、逆に少女の事など眼中にないと言わんばかりの辛辣な言葉に思わず目を見開く。


「これは――ミアか?」


 私のつぶやきが聞こえないのか、ミアは私の存在を忘れているかのように青年を問い詰めていた。


「友達って、どんな友達なのよ!?」

 

「前に助けてもらったんだよ」


「助けてもらった? その人に?」


 嘘でしょうと、呟くミアは尚も青年に詰め寄っている。


「そうだよ、彼女はフィアって言って、冒険者なんだ」


「フィア……?」


 青年の告げた名に思わずつぶやく。

 フィア、その名は――まさか…?


 私の微かな呟きにミアが振り向く。


「…どうしたんですか、ネスティ様? この人を知っているんですか?」


 私の存在を思い出したと言わんばかりに問いかけるミアには目もくれず、私は青年に抱きかかえられている少女から目を逸らせないでいた。


 まさか――シエラ?


 本物?


 私は自分の見ているものが信じられなかった。


 でも、あの顔は――?


 王女然とした仕草のかけらもない。

 着用している服も市井の民の者だ。

 青年が冒険者と言っていたのだから、冒険者が良く着用しているものなのだろう。

 その証拠に、腰には剣もある。

 私の知る王女ではありえない。

 しかし―――


 その顔は、確かに王女本人。

 私が見間違えるはずはない!

 根拠はないが確かにそう思うのだ、間違いはない…と。


 この少女は…、


「――シ「それ以上は駄目だよ、ネスティ」」


 シエラと言いそうになった私の背に微かな剣の感触。

 後ろを向くと、驚くほど冷酷な眼差しをしたアレフリードがそこにいた。


「アレフリード…?」


 なぜここに!?

 それに、どうして私に剣を突き付けている?

 名を言いそうになったのは私の失態だが、止めるためとはいえ、剣を突き付けるのはやりすぎだろう!


 怒鳴りつけたいのを懸命にこらえ、ふとミアを見ると、彼女は驚愕に目を見開いていた。


「……どうしてアレフリード様がここに?」


 たどたどしく告げるミアに、アレフリードはその表情を氷解させ微笑む。

 

「ちょっと用事があってね。たまたま近くを通りかかったんだよ。

 ミアはネスティと二人で出かけていたんだね」


 飄々と答えるアレフリードは、何事もなかったかのように剣をしまう。


「はい…」


 責められていると思っているのだろう。

 ミアの表情が曇る。


「そんな顔しないの。こんなことで君を嫌いになんてならないよ。今度は、俺に付き合ってね」


「はい、アレフリード様」


 笑顔で返事を返すミアに、顔をしかめるのは仕方ないだろう。


 こんなところで他の男と約束事か?

 私が傍にいるのに?

 そこのトマとかいう青年は良いのか?


 ミアが幾人もの異性に好かれているのは知っている。

 それでもかまわないと思っていた。

 だが、これでは――


 ミアの真意が測れず複雑な心境になりながら辺りを見渡すと、先ほどまであった人だかりがきれいに消えていたことに気付く。


 何時の間に――?


 おかしいと思いつつ、再び視線を王女と思しき少女に向けた私は、飛び込んできた光景に目を見開く。


「……誰だ?」


 そこには王女と思しき少女を愛おしそうに見つめる一人の青年がいた。


 困惑するミアとは対照的に、少女を抱き上げる青年を知っているのか、トマとかいう青年は、心配そうにしながらも少女をその青年の手に委ねていた。

 ゆっくりと大切そうに抱き上げる青年は、少女を心配げに見つめた後私を凝視してきた。


 感情を殺したかのような冷めた眼差しだった。

 全身から放たれるのは圧倒的な威圧。

 その姿も一際目を引く。


 風に靡く銀糸の髪。

 日の光の如く輝く琥珀の瞳。


 ――銀糸の髪? 琥珀の瞳?


 まさか――!


「なぜあなたがここに…!?」


 思い出した一人の人物。

 その姿に当てはまる人物を、私は一人だけ知っている。


 ――影であるはずの彼が、なぜここに?


 王族の命にのみ従い王族のみを守る影が一人。

 貴族からなる近衛騎士団とは違い、実力のみで選ばれた存在。


 影自体の存在は、王家に近しいものなら知っている。

 私も、公爵家ゆえに――祖父が先代国王の弟だった――その存在を知らされていた。

 特に眼前にいる彼のその実力は、近衛騎士団団長を上回るほどだと聞いたことがある。


 市井に紛れ生活していると聞いていたが、その彼が、なぜここに!?


「このことは内密に…」


 すれ違いざま、視線すら合わせず告げられた言葉にすべてを悟る。


 …彼が動いている。となれば、やはりその少女は…シエラだ!


 横を通り過ぎる王女の閉じられた瞳は、何かに苦悩しているかのように見えた。


 いったい何があった!?


 思わず、彼から奪いたい衝動に駆られた。

 一歩踏み出した瞬間、その動きをアレフリードに抑えられる。


「駄目だよ、ネスティ。君は今、ミアとお出かけ中だろ?」


 軽い口調で言うアレフリードは、まるで王女に近づけまいとして私の前に立ちはだかる。


「しかし、彼女は!」


 なおも王女に近づこうとすると、アレフリードは耳元に顔を寄せ言葉を告げる。


 まるで、ミアに聞かれたくないように――


「大丈夫だよ。

 彼も傍にいるし――それに私がいる。君が心配することは何一つないよ」


 まるで勝ち誇ったかのような言葉を投げつけ、アレフリードは青年の後を追った。


 ふとミアをみると、しゃがみ込み、何か独り言のようにつぶやいている。

 それを心配げに見つめるトマという青年は、ただ黙って頷きながらそれを聞いていた。


「なに、これは…? 

 あの少女は誰?

 あの青年は誰?

 あの人も攻略対象?

 もしかして隠しキャラ?

 でも、なんでみんなあの少女を気に掛けるの?

 それに、どうしてトマと一緒にいたの?

 トマは友達だって言っていたけど、わたし以外の女と友達?

 あんなに心配そうに見てたのにただの友達?

 わたしの知らないところで、ライバルがいたの?

 王女様だけじゃなかったの?

 どうしてネスティ様とのイベント中にこんなことが起こるの?

 これもイベントの一つなの?

 ねえ、どうなってるの? ――光の精霊」


「――光の、精霊?」


 ミアがそう呟いた時、ミアから一瞬光が弾けたように見えた。

 再び目を凝らしても、光は見えない。


 ……錯覚か?


 疑問に思いながらもミアを見ると、まだ何かを呟いている。

 そのほとんどが理解に苦しむものだが、唯一、光の精霊と呟かれたその言葉が、私の心に酷く残ることになる。


 何かが起ころうとしているのか?

 それとも、もう起こっているのか?

 それは、シエラにかかわる事なのか?

 影が動いているということは、エスリードも知っていたのか?


『優しい言葉の陰に含まれた微かな毒に、君は気づくことができるかな』


 ふと浮かんだアレフリードの言葉。


 あれはミアの事だったのか? 

 ミアも、無関係ではないのか?


 忠告として進言されたその言葉が、心の奥底に響いてくる。

 まさかと思いながらも、ふとミアに視線を向けると、突如、妙な感覚にとらわれた。


 まるで目の前に張り巡らされていた幕が取り払われたようなそんな感覚だ。


 不意に湧き上がる疑問……。


 なぜ私はここに立っている?

 なぜミアに駆け寄らない? 

 なぜ、抱きしめて慰めてやらない?

 なぜ――?


 ミアを愛おしいと思わなければならないのに、なぜ私はここから動かない……。


 愛おしいと思わなければ―――?


 自問を繰り返す私は、一つの思考に眉をひそめる。

 まるで何者かにそう思い込まされているようだと。


 愛おしいと思わなければならない、なら、思わないのなら、どうなる?


 私は……本当にミアを好きなのか?


 浮ついていた心も、熱に浮かされていたかのような感情も、ゆっくりと冷えていくのを感じる。


 ――私は、なぜ、この少女を愛おしいと思っていたのだ?


 呆然とするミアの肩を優しく抱き留める青年とミアを見ても、もう何の感情もわかない。

 あれほどミアを欲していた心は、初めから何もなかったかのように無くなっていた。


 そしてその瞬間、ある一つの想いが胸の中に蘇るのを感じた。

 僅かに痛みを伴うその思い……。


 ―――思い……出した…。


 私は……に想いを寄せていたはずだ。

 なぜ忘れていたのだろう? 

 こんなに大切にしていた、思いを! 

 なぜ!?

 


 この気持ちを自覚したのは、彼女の婚約を聞かされた後だった。

 自覚した後は、エスリードに「気づくのが遅いよ」と苦笑交じりに言われた。

 婚約しておきながら彼女をないがしろにするアレフリードにも、なぜ、彼女を大切にしないのだ! と…憤っていた。


 そして――報われないと知っていながらも、ずっと心惹かれていたはずだ。

 

 私を見るたびにビクつき兄君の背後に隠れる様も、私から視線を外しながらもちらちら窺うように見つめて来るその仕草も、落ちこぼれ姫と幾度となく蔑まれていても、卑下することなく毅然と立つその姿も!


 私は、愛おしいと―――大切だと思っていたはずだ。

 私は、なぜこの思いを忘れていたのだ!?


 ……ミアと出会ったからなのか?


 出会いのあの一瞬で心惹かれたあの感情は、はたして本物なのか?

 本当に、なぜ私はこの少女を愛おしいと思っていたのだ?

 この少女に惹かれただけで、なぜ私は忘れていたのだ?


 ―――故意に想いを消されていたのか…? その力が…ミアにあるというのか?


 その時の私の瞳は、かなり冷めた色をしていたのだろう。

 ミアはあまりの驚愕に目を見開き私を見ていた。

 小さく呟かれた言葉も理解不能だ。


「わたし…何か選択間違えた?」


 私の態度が腑に落ちないのだろう。

 困惑するミアと何処か落ち着きのない青年を一瞥すると、私は二人に背を向けた。


「待ってください、ネスティ様! 私を置いて行かないで!」


 懇願するようなミアの声にもすでに囚われることはない。

 なぜあんなにも執着していたのか不思議に思うほどだ。


「ネスティ様! 今日は二人で街を見て歩く約束でしょう? わたしを置いて行かないで!」


「落ち着いてミア」


「離しなさいよ、トマ! ネスティ様が行ってしまうでしょう!」


 縋る様に叫んでいるミアとそれを宥めるトマという青年を残し、私はその場を後にした。


 ミアが呟いた光の精霊という言葉。

 市井に紛れているシエラのこと。

 まずは――


「エスリードに真相を訊かなければ……」


 全てを知っているだろう相手を思い浮かべ、私は昨日の言葉を再び思い出す。


『収穫祭目前で賑わっているだろうから何事もないようにあの子を守ってやってね、ネスティ』


 あれはミアではなく、シエラの事だったのではないかと、今更ながらに思う。


 収穫祭を前に賑わう街並みを後に、私は急いで城へと帰還した。




 そして知ることになる。

 これから起こる、いや、すでに起きているこの大陸に降りかかった災厄を。

 それにシエラが巻き込まれていることを――


 そのすべてに、おそらくミアが関わっているという事を――


 私は冷笑と共にエスリードから聞かされることになる。


ありがとうございました!

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