ガルド南ダンジョン攻略⑥6層攻略
インフルで寝込んでいました。
「ここはこれ以上何もなにみたいね・・・次の階層に行きましょうか」
カルラが荷物をまとめています。懐に隠したモデルガンはばれていない様子でした。
二人で手をつなぎ、魔法陣に飛び込みます。
「うぐぇ!まぶし!っと・・・ここは・・・ん?運動場・・・?」
なにか学校の運動場のような場所に飛ばされた様子です。
「ここは・・・広いわね?下は硬い土に砂・・・何かしら?あそこに大きな建物もあるわね」
森の中に運動場と小学校らしき建物が再現されています。不思議な光景です。
「キェー・・キェー!」
この間のカマス野郎みたいなトカゲが現れました。鱗がびっしりついています。数はざっと30匹程度でしょうか。
「あれは・・トローケンね、乾燥した大地に群れるトカゲのモンスターよ。見ての通り鱗がとても硬いの。マナはどうする?見てる?」
カルラが背中に背負った剣を鞘から出し、ブンブンと振り回しました。トカゲはこちらに走ってきます。
「この正解のモンスターはなんでこうも美脚なんですかね・・・そうですね、とりあえず殴りますよ」
カルラが一歩踏み出し、戦闘のトカゲを叩き潰しました。硬い鱗とは一体・・・・
私も負けじとトカゲに踵落としをお見舞いしてやりましたが、鱗に弾かれました。
「マナ、言っておくけど、こいつら雷にも耐性あるからね~(ドガァ!」
こちらを見ながら軽々トカゲをつぶしていきます。
「むぅ・・・ではこれでどうですかね!!オラァ!!」
トカゲを蹴り上げ、腹に向けて貫手を放ってやりました。想像通りお腹の鱗は薄い様で、貫通しました。
「・・・打ち取ったり!でも汚いですねこれ・・・」
返り血が生臭いのであまりスマートではありません。
「そうそう、それが正解よ。ひっくり返してお腹を指すのが一番ベーシックな倒し方ね(ドゴォ」
カルラはうんうんとこちらを見ながらトカゲを叩き潰します。ベーシックな倒し方とは一体。
三匹倒しているうちにカルラが他の全てを倒してしまいました。
「ぬぅ、剣がないと人はこんなに非力なのですね・・・ボスはどこでしょうかね?」
どうもボスの姿が見えません、光の柱も立ちません。
「と、いうことはあそこの大きな建物にあるのかし・・・あ、見て。あの時計の上。あれはシュタイン・Rという石トカゲね。遠いから小さく見えるけど、結構大きいわよ。今回はマナの出番はないと思うわ」
カルラが剣を鞘に入れ、背中に担ぎました。
「石・・それは硬そうですねぇ・・・あ、いいことを思いつきましたよカルラ。あいつ、頭の宝石が弱点じゃないですか?」
シュタインは時計から落ちました。どんくさいトカゲですね。
「そうね、素手じゃ壊せないわよ?まぁ考えがあるなら任せるわ。その名の通り鱗代わりの石を飛ばしてくるから気を付けてね」
カルラはそういうと、後ろに下がりました。ドスドスドスと大きな音を立てて2メートルくらいのトカゲが現れました。
「おいでましたか。やはりこれはワニ・・!ならば先手必勝!!」
ワニがこちらに向かって鱗を発射しました。先手は取られてしまいました・・・
私は鱗を華麗に避けて近づこうとしたら・・・鱗が爆発しました。
「ぬぁぁぁあ~~・・・カルラ、爆発しましたよ、どういうことですかもう少しで木っ端みじんになるところでしたよ」
本当に危ないところでした。
「いつも頭叩きつぶしてたからわかんなかったわ~頑張って~」
アイスちゃんとドラゴンちゃんと3人でピクニックをしています。こんちくしょう。
ワニはニタァと笑っています。
こいつわざと 外 し や が っ た
「ぶっ殺す!!」
直線でワニに突っ込みます。鱗は障壁で爆発前に叩き落としてやります。
「なめんな糞ワニがあああああああ」
ロープで口をぐるぐる巻きにしてやりました。ワニは口を開ける力が弱いと聞きました。
「この糞雑魚野郎が、ぐへへ・・・後は頭の石を勝ち割るだけですよ・・・どわっ!」
ワニがしっぽを振り回します。
「マナ~尻尾も当たったらタダじゃすまないわよ~」
カルラがのんびりお茶をしながらそう言いました。情報後出しやんけ!!!!
「ちょ・・これはきつ・・・ええい、忌々しい尾と鱗よ!!鱗・・石・・・?あ、もしかして・・・」
障壁で叩き落とした不発弾を手に持ちます。
「これも石なら・・・万物に宿る精霊よ・・・私に力を!石なげええええ」
たまーに小石を飛ばす練習をしていたので、今は拳大の大きさの石なら2メートルくらいに範囲ならそれなりのスピードで飛ばすことができるようになっています。
ドガァン
「ワニの鱗は胴体のみにあるということは、強い衝撃で爆破するということ、私が捕まった時に爆破しなかったのもこれで説明がつきますね。これで、ジ・エンドですよ」
百発百中でそれなりのスピードで飛んでいき、ワニの胴体に当たった鱗は爆発、鱗が誘爆しワニの胴体は吹き飛びました。
「汚ねぇ花火だったぜ・・・」
カルラの方を向いてやりました。笑顔で拍手をしてくれていました。
「お疲れ様、腕のある人ほど鱗を叩いて巻き込まれて死んじゃうのよね。なので私は頭を叩き潰すのよ」
カルラはケラケラと笑っています。おのれ脳筋め・・・
「ん・・・?気のせいかな・・・あ、あそこに宝箱がありますよ」
校庭のフェンス裏に宝箱がありました。二人で近付き蓋を開けました。
「これは・・・何かしらね・・・?こん棒・・?」
カルラが困惑しています。
「これは、バット・・・ですね。しかしすごく重い。金棒と言ったところでしょうか」
私はバットをブンブン振ってみました。
「あ~、いいですね~・・・かにみたいなやつを叩き潰すのに丁度良さそうです。カルラ、そこの石を投げてみてください」
バッターボックスに立ってみます。
「いくわよ~」
ビュンッ!!
かわいらしい声から発する剛速球、予想外に金棒が重く、振り遅れてファールとなりました。
「当て損ねました・・・次」
ファールとなった石がそのままフェンスを越え、学校のガラスに当たり割ったようです。
「何か音が鳴ったわね?」
カルラがこちらに向かって歩いてきました。
「ええ、誰も居ないはずなのに、悪いことをした気分になりました。そわそわするので次の階層にいきましょう」
野球ボールで近所のおじいさんの家のガラスを割ってしかられたことを思い出しました。
「え?ええ、じゃあ行きましょうか」
カルラと手をつなぎ次の階層に進みました。




