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修行⑩格闘戦をマスターしよう!

「成る程・・・ちゃんと記録をとっておこう・・・実物を見て確かめてみたいな」

冒険・・・一度は終わったものだと思っていたが、やはり甘美な響きだ。

俺はマナから聞いた情報を書き留め、外を見た。


「さて、師匠は引きこもってしまいましたし、続きをしましょうかカルラ」

マナの頭のドラゴンちゃんもバチバチっとやる気を出す。

「ええ、やりましょうか」

カルラの頭のアイスちゃんもふわふわ光を出し、やる気を出す。


マナは構えず、カルラは正面に木刀を構えている。マナは助走をつけ走り始めた。

「轟け雷鳴!!稲妻キッィィィック!!」

マナが飛び蹴りを繰り出し、ドラゴンちゃんが雷を発生させ、マナの足に纏わせる。

「ふん、ぬるい雷よ!!」

カルラが木刀の先端で軽く蹴りの軌道を変え、追撃を行おうとする。

「ひっかかったな!!!死ね!!電光石火ぁ!!」

マナが叫ぶとドラゴンちゃんの目が光る。魔力暴走を再現したのだろう。バチバチバチっとマナの全身が雷で覆われるが、カルラは反射的に退きダメージを喰らうことはなかった。

「くっ!これじゃあ近寄れない・・・ならばこうだ!!!雪風斬!!!」

また聞き慣れない技名を叫んでいる・・・カルラが剣を振り下ろすとアイスちゃんの光がマナに降り注ぐ。カルラの剣と同じスピードで光が降り注ぐため、なかなか回避は難しい。

「泡雪で私が葬れるとでも!!!この程度!!ぬおおおお!!!」

マナは地面に木刀を何度も叩きつけ、土煙で身を隠した。

「野蛮じゃねーか!!!上がってきたぜぇえええ!!!」

カルラの目がキマってきている。土煙に目を閉じて突撃した。

「ひゃははははは!!!!!隙だらけだ!!死ねぇ!!一文字切りぃいいいいい!!!

どうやら土煙の中でマナが決めに入った様子。土煙と同時にカルラの木刀とスカートの布が宙を舞った。

「野蛮な獣はしつけをしねぇとなぁあああ!!!オラオラオラァ!」

どうやら木刀とスカートを犠牲にし空中に飛んで避けたようだ。その勢いのままマナの顔面、木刀、腕と蹴りを連続で加えた。マナは木刀を吹き飛ばされたが、足を踏ん張って堪えた。

「野獣はどっちじゃあああああああ!!!」

着地したカルラの顔面にマナの拳がヒットした・・・かに思えたが、アイスちゃんが氷の壁がマナの拳を止めていた。

「ふはは、野獣じゃのう」

カルラとアイスちゃんがニタァと笑う

「おのれぇえええ!!!いいつまでも氷が保つと思うなぁあああ!!!オラアアアアアアアア!!」

マナがラッシュをかけた。氷の生成は追いつていないようでカルラも応戦する。

「なめんなガキがあぁああああ!!!」

もう無茶苦茶である。ドラゴン達はいつの間にかテーブルの上に戻って動くのをやめた。光も薄くなっている。

「オラオラオラオアアア!!!」

マナの方が手数が多いため、カルラは防戦になっている。ジャケットも破け始めた。

「なめんなよ・・・オラァ!!!」

一瞬後ろに飛び退き、マナの態勢を崩し、マナの顎めがけて蹴り上げる。

「っ・・・あぶねぇ!!!ケケケ、やりやがったな・・・」

マナの服とズボンの全面が切り裂かれ、ズボンがハラリと落ちた。

カルラの蹴りは昔からすごいね。武器が無くても蹴りだけで賊を殺しちゃうもんね。

「野蛮な上に変態ですこと・・・まさしく野獣ね」

カルラが目を両手で隠しながら小指の間からチラチラとマナを見る。マナは下着と前がはだけたシャツだけになっている。

「てめぇも同じだろうがあああああああ」

マナが行って指さす。カルラもスカートとジャケットは無くなっており、薄いシャツと下着だけになっている。

「「てめぇに言われたかねぇんだよ!!!!!」」

同時に右ストレートが交差し、お互いの顎を捉える。

二人は地面に倒れこんだ。



「・・・・・年頃の女性がはしたないねぇ・・・君たちもそう思わないか?」

外に行きドラゴン達に話しかけると、二匹のドラゴンは興味無さそうにそっぽを向き動きを止めた。






はれんち!

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