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グランドドラゴン!召喚っ!

「今日もいい天気だ・・・お茶がうまい」

マナがドラゴンとなって数日、毎日マナは空を飛び、叫びながら素振りをする平和な日々が続いていた。

ふと、カルラとの約束を思い出した。

「そろそろ・・・剣を作るか・・・町に行かないとな」

俺がお茶を飲みながら呟くと、マナが飛び起きてきた様子で

「師匠、剣ですか?私の剣をばらばらにした恨みは忘れていませんよ!!!!!」

寝ぐせがすごい。笑顔もすごい。

「そうだね・・・マナはどんな剣が欲しい?」

「私は・・そうですね・・・こう、切った後に背後でドカーンと、この間の小規模な奴じゃなくて、何メートルも上まで火柱が上がる、そんなド派手な効果があって、装飾は・・・シンプルな杖みたいなので・・・気合を入れたら白く光って・・・マナケインと名付けたいと思います。その暁には稲妻キックをマナキックに改名したいと思います」

マナはフンフン言いながら答えている。

「あ、ああ・・ほしいものが具体的に決まっているのは良いことだと思うけど。自分の名前を技名に使うのはどうかと思うけど・・・」

俺がマナの方を伺うと

「これでも手加減している方です。本当はソニックブレードだって「破邪剣、爆竜殺」って言いたいんですけど、我慢していますもん」

そう言ってマナはプリプリし始めた。

「ま、まぁ技名はおいといて・・・ところで、その手に持っているカメレオンみたいなのは何だい?」

マナは不思議な木彫りのカメレオンを持っていた。結構精巧である。

「これですか?小枝って長さとか太さ変わるじゃないですか。じゃ形も変わるんじゃないかなーとおもって、グランドドラゴンなんて見たことないので、枕の下に置いて寝る前にグランドドラゴンって何度も唱えたんです。じゃあ朝カメレオンになってました」

マナはそう言いながら木彫りのカメレオンをクルクル器用に回す。

「見ててください、こいつ光るんですよ。眼だけ。魔力ちゅーにゅーーー」

ピカッとカメレオンの目が光った。赤い目だからちょっと怖い。

「ね?すごいでしょ、結構気に入ってるんですよ。回しやすいし・・ア”ッ」

クルクルと回っていたカメレオンがマナの手から外れ、俺の魔剣に当たった。

「あっ・・・・しっぽ切れちゃったね・・・」

俺がカメレオンを拾うと見事にクルクルと回ったしっぽだけ切断されていた。

「あああああ!!私のカメレオンちゃんがーー!!!」

マナはしくしく泣きながら部屋に籠ってしまった。

仕方がないので包帯でしっぽをくっつけてやったら、大事に懐に入れていた。

「その子は・・・グランドドラゴンだね。あれは見た目大きなカメレオンなんだ。見た目の違いと言えば大きさと太さ、そしてその子にもついているけど、硬い鱗がびっしりと体についている。昨日魔石を食べるって言ったでしょ。遠い魔石も舌で絡めとるし、天井にも張り付く。爆発するときにさっきみたいに目から光を発するらしいよ・・・見事な再現だね」

俺はグランドドラゴンの説明をマナにしてやった。

マナはぼーっとした顔で

「要はこれはグランドドラゴンなんですね。じゃあドラゴンちゃんに改名します」

そういうと胸元からそっとカメレオンを出し、机に置き愛で始めた。

少し時間が経ち、ふとあることに気付いたようだ

「あえっ!?しっぽがくっついていますよ!!!師匠、この子生きてるんですか!!!!」

マナが慌てふためきながらグランドドラゴン像の周りをクルクル回りながら見ている。

「そう言えば何度も説明を邪魔されてたな・・・・そいつの本体は世界樹の枝だ。世界樹はこの世界の魔素で育つと言われていてな。生きている・・・わけではないと思うのだが、折れたりしても魔力を通し続けてやるとくっついたり、所持者の意思で太さや長さを変えることができる。しかし、カメレ・・・ドラゴンになったのは初めてみたな」

マナがこちらを睨む

「これはドラゴンちゃんです。師匠にはこの良さがわからんのです!もう包帯はいりませんね。魔力ちゅーにゅー!」

マナはそういうと大事そうに眼が赤く光ったグランドドラゴン像を懐に隠す。

懐がスカスカなのでたくさん像が入りそうだ。


「さて、身支度は終わったな?今日は町に行こうか。そのカメレオンは大事にしておけよ。鍛冶屋に出発だ」


「だからドラゴンちゃんです!!」

マナが胸を押さえながら、パタパタと後を追いかけてきた。


ドロー!モンスターカード!ドロー!モンスタカード!

急にPVが300を超えてびっくりです。ありがとうございます。

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