贖罪の混沌達が住まう世界
終刻の存在達は、全戦力を投じて現世を侵略しに向かった。
聖闘士達もそれを聞きつけ、再び戦場へと趣く。
しかし、1つの疑問がそこにはあった。
何故1日空いたのか、という所である。
なんと、終刻の存在達は聖邪達のもつ秘密を探るために、1日を空けたのだ。
その結果、聖邪達の持つ兵器らしきものを終刻側が察知し、
聖邪もろとも、侵略を果たそうという考えになったのだ。
これにより事態は急変し、聖邪達は「完全なる戦士」を誕生させる準備に取り掛かった。
戦いは、更に過酷なものへとなってしまった。
聖邪・聖闘士・終刻達の3つの存在が戦い始める。
その最中、聖邪達は着々と準備を進めていた。
しかし、場所を嗅ぎ付けた「終刻の暗殺者・ナードラ」の手によって、その場所がばれてしまう。
共に行動をしていたダウロードは、その力を奪おうと近づく。
一方、聖闘士達は聖邪達と共に終刻達を攻撃する。
戦況は優勢に見えたが、事態は一変してしまう。
終刻化した騎神「カレス」が加わり、戦場は大荒れとなった。
ダウロードは隙を見て戦士に近づき、力の核へと手を伸ばす。
そして、その核に触れた瞬間________
ダウロードの意識は、そこで途切れてしまった。
ダウロードは気が付くと、周りが荒れ果てているという事に気づいた。
自分達は、敗北したのか_____ダウロードはそう思い、歩みを進める。
しかし、いくら進んでも同じ景色しか見えない。
そして、覚えのある場所へたどり着いたが、そこには空間はおろか、面影も存在しなかった。
ダウロードに、一つの考えがよぎった。
核の力に触れ、中心点にいた自分が力を取り込んでしまい、暴走してしまったのだと。
そこに、1つの存在が現れる。
「お前がもし、償いをしたいと願うのなら」
「私の手を取り、新たなる世界を歩んでほしい」
顔の隠れた男は、そう言い、ダウロードは、それに応じたのだった……
そこから数年後、ダウロードは今、世界はおろか、時空ともかけ離れた世界に存在していた。
かつて封印されし者達が住んでいたという、「封次元」の世界へ。
「封次元」からの続きはかけないんで新しいのだします。
ある意味そっちの方が長く続くかも?