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私のわがままな自己主張(プロット)  作者: とみQ
第1章 私はわがままな人間にはなりたくないのである
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楽しむ・・・楽しいと感ずることをして喜ぶ。


私、椎名めぐみは何事も楽しみたい。


友達付き合い、部活、できれば勉強?も。

とにかく何をするにも楽しんでいたい。

そのためのモットーはいつでも元気に明るく、だ。


君島くんとはこの明西高校で、席が隣どうしになって、少しお話する仲になったクラスメイト。


初めて話しかけた時、同い年とは思えないくらい落ち着いていて、だけれどどこの文学人ですかって突っ込みたくなるような(突っ込んだけども)変なしゃべり方で、なんだかそれがおかしくて、それ以来ちょいちょいちょっかいをかけるようになってしまった。


出来ればお腹をかかえて大爆笑してひーひー言ってるところなんかを一度は見てみたいんだけど、中々笑いの壺は見えてこない。


「おはよー。美奈」


「おはよー。めぐみちゃん」


自分の席に着くと同時に、後ろに座る友人の高野美奈に挨拶。この娘とも二年生に上がる時に知り合った。


小柄で控え目な性格が私とは正反対な気もするんだけど、小動物みたいな仕草がとっても可愛くて、すぐ好きになってしまった。


5月の席替えがあった時も、続けて後ろの席になり、最初は受け答えもおどおどしていた彼女も、今ではようやく打ち解けてくれた、と思う。


私はいつでも誰にでも明るく元気に接しているつもりなんだけど、それが災いして、引いてしまう場合もあったりするんじゃないかと思う時もある。


まあその場合はその人とはウマが合わなかったのかなって、あんまり行き過ぎないようにはしてはいるつもりなんだけれど、でも美奈のことはすごく好きだから、そんなことを思われていたら、ショックで落ち込んでしまうかもしれない。

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