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その日おれは気ままにコンビニに行ってた。
遊びに来る友達にお菓子を買うためだ。
最寄りのコンビニで適当に選び、さっさと帰ろうとした。
「あ、買いすぎた・・・まぁいいか。」
その時だった。
足に感じる妙な違和感。
「みゃぁ」
あいつだ。
あいつが、俺の足にまとわりついていた。
おれはこの猫と呼ばれる生物が嫌いだ。
好きな人には申し訳ない。
だが幼い頃にひっかかれたあの記憶は忘れられない。
「うわあ、あ、あ、あ、あっち行け!!」
必死の足をばたつかせる。
そのうち猫の耳を俺の足がかすめた。
「シャーーーーーッッッッ」
怒らせちゃったよ。。。
一目散に逃げた。
後ろを振り向くと気を失いそうになる。
増えてるじゃねえか・・・!!!!!
猫の世界に仲間意識とかあったの?!
なぜか全員殺気立って見える。
こええ。
と、前方にも一匹の猫が見えた気がした。
いや、それは錯覚だったのかもしれない。
だが俺は角を曲がって路地裏に抜けた。
こんな道あったっけと疑問に思いながら。
「わっ!!いった・・・。」
「こんにちは」
「ふぁ!!」
目の前に現れたのは白いワンピースを着た女の人。
十字架のネックレスをぶら下げてる。
こけたのを見られたのかもしれない・・・
「あ、猫!」
首が折れる勢いで後ろを振り返ったが、何もなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
『何もない』????
「そん、な・・・」
「いらっしゃいませこんにちは。私はリッカです。
かの有名な一部地域でのみ公認されてるミカエル・リッカです」
「・・・一部地域のみならそんなに有名じゃないんじゃ」
「聞こえません。」
「いや、あの」
「今からあなたをハンヒタバに送ります」
「ハンヒタバ?」
「大丈夫です。心配しなくても。この私がいうから間違いはないのです」
「どのお前だよ。」
「聞こえません。では、いってらっしゃいませ。健闘を祈ります。
天と言えるほど高くはないけど地上よりは高いところから暇があれば見守っておきます。」
「ちょっとわからないです。」
「聞こえま」
「ストップストップ!!!なんすかいきなり!!怖いですよ?!病院いきましょ!」
「いや、この次元に迷い込んだ若者を異次元に送るのが私の役目で。」
「は?」
「すみませんね。でもあなたも不運ですよ。うはは、30年に一回開かれる時空に引っかかっちゃうなんて、うははは、あなたで3人目ですよ?30年に一人っていう微妙で実に不名誉な称号ですね。うはははは、あ、言いすぎちゃった?ごめんね?でも社長の取り決めでこうなってるの。じゃあ。」
「え、待て!おれまだやり残したことうわぁぁぁ・・・・・・・」
して、今に至る。