雨
ある日、空から雨が降る
僕は1人、傘もなく濡れて帰る
隣には誰もいない
熱が出て苦しい
ある日、空から雨が降る
僕は濡れる覚悟をした時に
君は傘を差しだしてくれた
雨に濡れずに君と楽しく過ごせた
ある日、空から雨が降る
2人とも傘を忘れた
一緒に手を繋いで濡れて走った
初めて繋いだ手は暖かかった
2人で濡れたから、楽しい
熱が出ても苦しくはなかった
君と共有できたから
ある日、空は快晴だ
まるで笑って祝福してくれてるようだ
君が本当にくれたのは心の傘だったのだろうか
もし雨が降っても、2人で傘をさして歩いて行こう