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詩全集3

参列

作者: 那須茄子

泣いている人たちが、恋人繋で手を温め合い、のっぺりした黒色の棺に視線を落としている。

なんだか、そこで死んでいる人間と手を繋ぎたがっているようで怖い。

その証拠にみんな口々文句を言っている。最大の憎しみを込めた汚い言葉が、私には聞こえないよう配慮して、小さく飛び交う。本当は聞こえているのに。みんな耳の構造をよく知らないでいる。

奇妙で不謹慎で不思議。そう思うなら、みんなどうしてないているの? 私みたいなお子様には到底分からないことを、秘密めかして見つめている。

みんなみんな。死んだ人間を愛していたから。みんなみんな。そこで死んだ人間とキスしたから。かもしれないし、そうじゃないかもしれない。

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