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第三話 固有スキル

 俺は現在、王城のある一室に居た。この部屋は王様がこの世界にいる時の住処としてくれているが、どうやらステータスが高い人の方が高待遇らしい


 まぁ、とりあえずそれはいいとして、俺達一人一人に固有スキルがあるらしい


 俺はステータスを表示させた・・・ずいぶんと慣れてきたな魔力を使うの



[テンバ・ハヤト]


LV・1

HP10/10

MP4/5

攻撃6

防御8

魔攻5

魔耐50

素早さ35

========================

職業:剣士



 と、俺の雑魚ステータスが表示されたそして、スワイプしてみると【物質変換(チェンジズマテリアル)】と表示されている


 一見強そうな【物質変換(チェンジズマテリアル)】スキルこれが・・・・・・まぁ・・・・・・


 そうしていたら、コンコンと部屋のドアがノックされた


「勇人ー入っていいか〜? っていうか入るぞ!」

 

 声で健介だとわかったまぁ、入ってもいいかな健介なら・・・・・・ってあれ?入るって言った?今・・・・・・


 「よう勇人! 元気にしてた?」


 と右手をあげて当たり前のように入ってきた



「健介、お前当たり前のように俺の部屋に入るんじゃないよ」



「なんだよ勇人、僕と君の仲じゃないか」



 いや、たとえそうだとしても勝手に這入るなよ人の部屋に・・・・・・まあいいか



「で、要件は? お前の事だからなんかあるんだろ?」



「ん? あぁ、訊きたいんだけどさ、勇人って固有スキルなんだった?」



 あ〜固有スキルね、はいはい俺の雑魚スキルをとくとご堪能あれ


「俺のスキルは、【物質変換(チェンジズマテリアル)】っていうやつだ」



「へ〜強そうなスキルじゃないか」



「名前だけはな」



 俺はそう言うとここに来るまでに拾ってきた石を持ち上げた。


 目を瞑る。そうすると頭の中で何かが組み上がっていく気がする。



「いくぞ、【物質変換(チェンジズマテリアル)】!」



 手の中からサラサラと砂が漏れ出る。



「これだけだ」



 健介は目を丸くする。



「え? これだけ?」



「あぁ・・・・・・」



 【物質変換(チェンジズマテリアル)】っていう名前からして錬金術のようなスキルだと思ったのだが・・・・・・



「そういうそっちはどんなスキルなんだよ?」



「あぁ僕かい? 僕は・・・・・・」



 ポッケからペンを取り出し目をつぶった。


 すると、空中にペンがいきなり現れてコトッと床に落ちた。



「これが僕のスキル、【複製(コピー)】」



 見た感じだと触れたものを増やすのか、



「って強いじゃん! そのスキル」



 彼は少し落ち込んだ様子で答える



「まぁ、僕も最初は強いと思ったよでも増やすものの価値や質量によって消費魔力が違うんだよね、だから強い道具を無限に増やすようなことはできないんだ」



「なるほどね、想像どうりには行かないわけかぁ」



 それぞれのスキルの能力の使い道や他に何か能力はないのか、と話していた。


 部屋のドアがノックされる



「ハヤト様、よろしいでしょうか?」



「ん? いいけど・・・・・・」



 失礼しますと言って、鎧を身に付けている見ただけで騎士であるとわかるような男が這入ってきた



「おや? ケンスケ様もいらっしゃいましたか」



「邪魔になるんだったら僕出ようか?」



「いえ、結構です勇者の皆様のお部屋を訪ねるつもりでしたので」



「そう、それならよかった」



「では、騎士団長より大広間に集まってくれとのことです。大広間はこのお部屋から出ていただいて右に進めばお着きになりますので」



「あ、ありがとうございます」



「では」



 と言って彼は出ていった


 俺と健介は彼の言っていた通り大広間に向かった


 中に這入ると既に皆揃っていた。


 どうやら俺達が最後のようだ。



「ふぅ、やっと揃ったか。遅ぇんだよ」



 と言って部屋の奥から先程の騎士とは違い豪華な鎧、かなり発達した筋肉だった


 そんなことを考えていたら光平が前に出る



「す、すみませんかなり大きなお城でしたので迷ってしまった者も多かったようで」



 そして騎士は少し考え頭を掻きながら答える



「まぁそうだよなこの城無駄に広いからな。それと勇者様、心配せずともそこまで怒ってねぇよ」



 ふぅ、良かったこれでキレていたらもう俺なんて土下座しちゃうね


 騎士がしっかりとこちらを向く



「それでは本題に入ろう。まず俺の自己紹介からだな俺はクロムウェル王国騎士団長アドバン・ライアンだ」



 騎士が話していた内容、それは魔王討伐の為俺達を訓練するらしい



 それからというもの午前は座学、午後はトレーニングや修行という日々が続いた。




  そうして2ヶ月がすぎた

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