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131 契約結婚



 ララがエルトナと一緒にご飯食べると泣き出したため、エルトナも一緒に朝食を取って、もっと遊ぶというララをベンジャミン先生に託した。

 普段楽器さえ与えて置けば一人でどれだけでも遊んでいるララがこんな我が儘を言うのはとても珍しい。


「ユマさんたちご兄弟は、本当に仲がいいんですね」

 馬車の中でエルトナが言う。


 今日は馬車でオーパーツ大学まで送迎をお願いしていた。昨日、馬に同乗したことで迷惑をかけたからだ。因みに二人っきりだと感情が持たないのでナゲルを連行している。

「妹達が失礼をしませんでしたか?」

 朝早くから連れ出して遊びに付き合わされたのだから、既に迷惑はかけているが。


「ユマさんの事を随分と褒めていましたよ」

「あー、あいつらユマの事大好きだからな」

 うぐっとなりそうなところを、ナゲルが軽く流してくれた。


 母といい妹といい、何を吹き込もうとしているのか。


「自慢のお兄ちゃんですか」

「女装してるからお姉ちゃんみたいにも見えるけどな」

 そう言われると、辛い。辛いので話題を変える。


「ヒスラへ戻る件ですが、もう何日かでこちらも落ち着くと思います。警護の関係から、出発日は唐突に決定する可能性が高いです」

「わかりました。行き付けのお店の方を新規商売に誘われてましたが、このまま国を出て商売を始めるおつもりですか」


 がたがたと路地の段差で馬車が揺れる。

 双葉の二人に話したとき、エルトナもいた。


「……エルトナには、助言や手助けばかりをお願いしていますが、新事業を始めるにあたって、また助けてもらえますか?」

「美容系はワイズと被るところがあるので、調整は必要ですが……大丈夫でしょう。私が心配するのはお門違いですが、ジェゼロ国の支援だけでは帝国で生活するのは難しいかと思います。国王陛下からも帝王陛下へ話を通しておいてもらった方がいいのではないでしょうか。帝国としても、ユマさんに帝国内でもしもの事があれば一大事ですから。最も、老婆心でしょうが」

 成人して自己責任になったら、帝王へ自分で話を通して、と考えていた。


「爺さんに言っとく。もうやってるかもしれないし、やってないかも知れないからなぁ。変なとこ抜けてたり、逆に谷に落としにかかってくるからな」

 ハザキ外務統括はともかく、僕に近い立場であるオオガミはジョセフコット研究所に警護を一人もつけずにやってきて、一人でふらふらしていた。まあ、あれは……特例だろう。あの人を誘拐して御せる想像ができないし、暗殺者が血祭りになる絵ずらしか浮かばない。


「ユマさんなら、ジョセフコット研究所なり、帝国のどこかの機関でも就職できそうですが、会社を作りたいのですか?」

 確かに、就職という手もある……。


「やはり、知識がない僕が始めるのは無謀と思いますか?」

「そうですね。最低でも経理やらの事務ができる人は雇った方がいいですね。他にも何人か仕事を手伝う人が必要だと思います。今のユマさんには生活に必要な人しかいないでしょうから」

 オーパーツ大学に行く間、開店準備に付いて色々と教えて貰ってしまった。


 結論から言って、僕に足りないものは金より人だ。


「あー………それなら、何人か雇えそうなやつがいるな」

 ナゲルが歯切れ悪くそんなことを言う。


「そんな人いたかな」

「お前の、親衛………昔の友達いただろ。商家の次男とかもいるから。まあ、こっちでの生活と違って保証がある訳じゃないからな。実際に働いてくれるかはわからんが、声をかけるだけはしてもいいぞ?」

 今では友達と言える関係ではないが、色々と気を使ってくれていたのは知っている。彼らが生活を捨ててまで来てくれるかと問われたら、正直ないと思う。だが、ジェゼロも長男が後を継ぐことが多いので、次男以下ならば一攫千金を狙って働いてくれるかもしれない。


「そうだね。あまり時間はないけど、興味がある人がいたら、個別で少し話してみようか。実際に来てもらうのは僕らがヒスラに戻って、生活できる場所を準備してからになるだろうし」

 あまり期待しないで、ヒスラの研究校でも聞いてみよう。


「私も助言はしますが、研究所での仕事がありますから、ワイズに誰かスタートアップ人材を借りられるように頼んでおきましょう。彼女は商売に関しては専門家ですから」

「エルトナにはお世話になりっぱなしですね」

 なんだか利用しているようで申し訳ない。


「忘れてしまいましたが、情報を総合すると、ユマさんには命を助けてもらっています。この程度では恩を返せていないでしょう」

 エルトナの言葉にナゲルがややじとっとした目を向けてくる。


 まあ、身を挺して助けたとも言えるだろうが、綺麗に颯爽と助けたわけではない。普通ならば最悪死んでいた怪我を負った。



 オーパーツ大学に着いたら、作品の仕上げでもしようかと思っていたが、もうあまり時間がないので予定を変更した。


 ナゲルにも当てがあるという事だから、本人に意思を聞いて近日中に面接、というか、こんなふわっとしてるけどいいかという話をする。

 オーパーツ大学でも声をかける。それに関してはオオガミに相談して出してもいい人材の中から選んでくれることになる。無論、本人が希望したらだが。


「ややっ、ユマじゃないか」

 エルトナを送る途中、そんなふざけた調子で声をかけてきたのはロミアだ。僕を呼び捨てにする人はかなり限られてくる。ロミアの場合はユマ君と呼ぶときもあるし、呼び捨ての時もある。気分屋なのであまり気にしていない。


 ちらっとエルトナの方を見て少し困った顔をしている。

「私は席を外しますよ」

 内密な話があるのだろうかとエルトナが気を利かせて言うが、ロミアは首を横に振った。

「僕は個別より一緒に話した方がややこしくないだろうと思ってるから一緒でいい」

「……どういことですか?」

 個別で話したい相手がいるという事か。


 ロミアが出てきたのは関係者以外立ち入り禁止の場所だ。エルトナが治療を受けていた区間でもある。オオガミか……ソラ当たりしかいないはずだ。


「オオガミなら僕からもお願いがあります」

「あー、ソラの方からのね、提案があるんだって」

 そう言いながら、ロミアが奥へ歩いていく。王族や要人用の病室も兼ねている場所で、談話室のような場所に案内された。


 医療用の高級な画面があり、オーパーツ機器も並べられた部屋で、ソラが手を組んで肘をつき、手は口元を隠すような位置だ。後、色付きの眼鏡をしている。日光にあまり強くないララがたまに付けるものだ。


「よく来たな。勇者よ」

 いつもと違う低い声で言った後、こちらを見てきょとんと首を傾げた。

「えー、なんでユマ君までいるのー」

 いつもの間抜けな声でソラが問う。


 なんというか、相変わらず変な妹だ。


「何か提案があるとか聞いたけど、何を企んでるんだ?」

 ソラは仮にも王位継承権がある。放棄したとはいえララにもしもの事があればソラは王位を継ぐ。そんな相手からエルトナが無茶ぶりをされるのは本望ではない。


「ちぇっ、外堀埋めてからって思ったのに」

「ソラ」

 咎めるように名前を呼ぶと、観念したように前の椅子をさした。

「まあいいよ。ほらほら、二人とも座って」

 何となく嫌な予感がして着席したくないが、エルトナが素直に座ってしまった。このまま放って置くわけにもいかないので横に腰かける。


「さて」

 気を取り直して、ソラがさっきの姿勢を取り直した。

「エルトナは少しばかりジェゼロと世界の秘密を知り過ぎてしまった。このまま何の保証もなくジェゼロ国から出すことは看過できない」

 誰の真似かと思ったら母の真似だろうか。


「このまま大人しく残ってくれるというならば話は必要ないが……。帰っちゃうでしょう」

「はい、帝王命で働いているので、その契約を無視すると色々と問題が出ますから」

 帝王命といっても、エルトナの仕事はサセルサがしていたものだ。代われるものは多くないが、いないわけではない。それでも、帝王命は絶対なのだ。


「この話はこちら側が帝王にわがままを通すか、こちらでも契約してもらうかしかしない。と、結論づいた」

「? 契約」

 ソラから賢そうな言葉が出た。


「ソラ、これ以上エルトナに迷惑はかけないように」

「ユマ君は黙ってて、これは国防の関係だよ」

「……」

 これまで言われたことのない言葉に口を噤んだ。


 ソラは母からも許可されて第一位王位継承権を降りた。それでも男に産まれた僕にはない義務がある。何よりも、成人すると宣言した僕は、既に国を守る王族の一人ではなくなったのだ。


「ジェゼロ王からも、機密にするように命じられています。勝手に話を広めるつもりはありません」

「それは口約束。何の担保もないでしょ」

「まあ……そうですね」

 腕を組んで、エルトナも納得している。


「では、契約で口外した場合の罰則を設けるという事ですか。まあ、国のことを思えばそういった条件も已む無しでしょう」

 エルトナならば不利益も承知していただろう。それでも治療のためにここに来たのだ。今更、かなり必死だったのだとわかった。


「契約書はこれだから、こっちにエルトナ。後、保証人としてユマ君がこっちに名前を書いてね」

 ジェゼロ国の刻印がついた正式な書類を差し出された。エルトナが書式を確認した後、頭を抱えた。覗き込むと、ジェゼロ王の女の血筋には縁の薄いものだった。


 ジェゼロ国内の正式な書類で、あまりに近い血筋では提出できない書類だ。同性だと別の形式になる。

 正式名を婚姻届書という。因みに僕に書けと言った欄はエルトナの隣だ。


「エルトナ、少し失礼しますね」

 立ち上がって、ソラを抱えて部屋を出る。


「妹とはいえ仮にも可憐な少女を荷物みたいに抱えるのは、どうかと思うよ?」

 廊下の隅に置いたソラがいけしゃあしゃあという。


「脅し文句を述べた上で兄と結婚させようとするのはどうなんだ?」

「ぶー。脅しじゃないよ。むしろ、大変冷静に考えた結果だよー」

 何が大変冷静にだ……。


「よく考えてよ。ユマ君はエルトナたんの特殊体質をもんのすっごく軽く考えて、へーそんなのあるんだ程度にしか受け止めていないけど、あれはね、使い方に寄ったら世界の覇権争いに関わることなの。今の帝王はアレな人だとはいえ、国益考えたら私たち以外の人間なんてぺぺいのぽいだよ。エルトナの安全を確保するためにも、私たちの兄で、エラ・ジェゼロの息子であるユマ君の婚姻相手であることは本当に大きな権勢になるの。このまま返してもジェゼロにはすっごい不利益は出ないかも知れない。けど、友達になった子が、奴隷のほうがマシみたいな扱いになる可能性は避けたいと思うの」

 廊下の隅で、声を潜めながらも熱弁を語る。


「裏に僕と結婚させればもっと遊べるとかそういう考えがあるからだろ」

「もちろんそうだけど、それはエルトナたんが自由で元気でないと。私は提案して、でもユマ君が蹴ったからこんな結末になってしまったっていい訳があるけど、ユマ君は自分が恥ずかしいからって断った結果、気に入ってる子が不幸になって責任すら取れずに苦しい思いをしなきゃならなくなるよ。それなら、エルトナの人生の責任とったほうが楽でしょ?」

 だからといって、こういうのはどうなのか。そう思いながらも、エルトナが他に好きな人ができたら離婚してあげればいいだけではないかと、脳内で言い訳をして揺らぐ自分がいた。


「でも、エルトナが嫌がるだろ?」

 こんな女装癖の男相手に……。


「それに、女装して女として過ごしてる僕は結婚を公表できない。なら、あまり意味がないだろ」

「帝王はユマ君の事知ってるから、彼に知らせるだけでいいと思うよ。それだけで各方面へエルトナには手を出させないだろうから」

「………」

「ユマ君も、結婚を申し込む相手がいても、結婚しているって断る口実になるでしょ」


 ジェゼロで結婚届を出して、ジェーム帝国で有効かは知らない。二重で出せるかもしれないし、そもそもエルトナの国籍はジェゼロにはない。ただ、ジェゼロ国の権威は僕が思っている以上にある。それは留学で感じた。


「いつもの突飛で面白そうだからって言いだしていることに思うかもしれないけど。趣味でユマ君の人生左右させたりしないよ」

 まっすぐに見上げてソラが言う。


「ユマ君、エルトナの不幸と自分のプライド、好きな方を選んで後悔したらいいよ」

 そう笑って、逃げるようにエルトナを残した部屋へ戻っていった。


 目が全く笑っていなかった。うちの女性陣は笑顔が怖い。


「はぁ……」

 確かに、ソラの考えは一理ある。形だけの結婚が嫌だという自分と、妹の提案でこんな無理やりというのが癪であるのも事実だ。


 エルトナを放っても置けないので僕も戻る。


 席に戻って頬を膨らましているソラと、何か文字を書いているエルトナ、後壁際にロミアの置物があった。


「ユマさん」

 何かを書ききったエルトナが顔を上げると、僕が座っていた席の前へ紙を置いた。


「確かに、互いに利点があります。安心してください。ユマさんに好きな相手ができた場合は離婚しますし、交友関係にケチをつけるつもりはありません」

「…………」

 ロミアの方に目を向けると、手をひらひらと返された。僕がソラを引きずり出している間に何を吹き込んだのか。


「ちょっと二人とも退席してくれるかな? エルトナと二人で話したいから」

 一度心を落ち着かせて、ソラとロミアに微笑みかける。

 ソラがぴっと立ち上がり、逃げるように部屋を出た。ロミアは仕方なさそうにそれに続いた。


「こういう形で不満はあるかと思いますが、案外と利点が多い取引だと思います」

 こちらが口を開く前にエルトナが言う。


「婚約という形でもいいのかもしれませんが、結婚していれば、ユマさんに政略結婚を持ちかけるのは難しいでしょう。それを理由に私を害するものは出るでしょうが、それを想定して警護をつけて置けば、私の特異体質を隠したまま誘拐などの対策を取っても不思議がありません。先ほども言ったように、他に相応しい方がいれば、私と離婚後再婚されてもいいですし、厄介ごとに巻き込みたくないならば、私と結婚したまま愛人として迎えてその方を大事にしていただけばその方を守りやすいでしょう」

 互いに利のある契約だと改めてエルトナが言う。


 エルトナの安全。そして僕は望まない結婚を押し付けられない。


 ジェゼロを出て成人したら、男であると知っている帝王はもちろん、僕を女だと思っている男から結婚の申し出があっても不思議がない。現にアゴンタがやらかしてきた。

 どうしても断れない状況になったらと考えるとぞっとする。


 だけど、これは違うだろう。


「エルトナ」

 椅子を引いて、向き直る。

 エルトナは自分の手元を見たままだった。


 息をついて、その手へ伸ばす。女の子の手を、自分から握る。

「昨日言ったように、僕はエルトナに好意があります。もし、エルトナにその気がないなら……契約だけだというのなら……受け入れられません」

 エルトナが困ったようにこちらを見た。


 今更、この人は僕が知ってるエルトナだと言えるのか不安になった。

 僕の事を忘れたといっても、他の事は覚えている。もう一度関係を作ればいいと思っていた。けれど、今のエルトナにとって僕はよく知らない相手だ。


「私は……ユマさんが私に対して好意を持つ理由を忘れてしまいました。そもそも、私の記録にある二人は見た目が良かったり、カリスマ性があったり、好意を持たれる理由も理解できます。今の私は、見た目も平凡ですし、性格も外交的ではありません。自己肯定感が低い訳ではないですが、理解できないことを受け入れられない性質なので」

 逃げ腰の姿を見て、一つ、諦めが出た。


 僕はどこかで母のような立場になりたかったのかもしれない。

 ベンジャミン先生から、王であるからでなく、一人の人として最大の愛を示されて、全てを捧げられる。誰かから、ジェゼロ王の子ではなく、ただのユマとして誰かから一番として扱われたいという願望がどこかにあった。


 王にはなれずとも、僕はずっと王の子として特別だった。嫌だといいながら、それを当たり前だと思っていた。


「わかりました」

 握っていた手の、指を絡めるように握り替える。

「結婚届を書いて、僕はエルトナの身の安全を確保できるように最大限努めましょう。エルトナが別の男に目が行ってもその相手を殺したりはしません。もちろん、僕は結婚していながら別の相手を作るつもりはありません。婚姻関係にあるからと、肉体関係を無理強いするつもりはありませんが、夫婦として、ともにいる時間は作らせていただきます」


 公表はされずとも、僕は母の子であることと同時に、ベンジャミン先生の息子でもある。

 先生は、とても幸せそうに母の介護……もとい、世話を焼いている。僕にもそちらの才能はあるだろう。現にエルトナの世話は以前から焼いていた。無意識に先生の真似をしていたのだろう。


 エルトナは母のように国王ではないが、尽くしてはならないという法はない。


「僕はまだ未熟ですから、エルトナに助けてもらう事もあるでしょうが、それと同じくらいに世話を焼きますね」

 母といるだけで幸せそうなベンジャミン先生と、尽くされて健やかに過ごす母。二人を見て育ったから憧れがあった。


 僕が先生の立場になってもいいではないか。

 僕はベンジャミン先生に憧れていた。先生のように何でもできて、惜しみなく誰かを愛せる人になりたかった。


 どこかで、その相手がエルトナでいいのだろうかと値踏みをしていたのかもしれない。


 劇的な一目ぼれではない。ただ、今、非常に腹が立っていた。

 エルトナに思い知らせたいと思う自分を自覚した。


「先に書類に名前を書いたのはエルトナですよ。覚悟、してくださいね」

 エルトナは既に署名も記名も済ませている。後は僕が書けばいいだけだ。




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