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怪奇短編「予知夢?」

夢を見た。

不思議な夢だった。

傍らには大好きな女子プロレスラーの下野佐和子さんが居た。

黄緑とピンクのツートンカラーの看板があるコンビニに入って見た事のないメーカーのお茶を買った。

レジに並んでお会計をしようとしたら、隣のレジに作業服を着たおじさんがやって来た。塩の浮いた黒いTシャツにニッカボッカ。ゴマシオ頭を短く刈りこんだ、日に焼けたおじさんだった。


「37番ねー。」


おじさんは番号だけを告げて煙草を買っていった。


目が覚めて、ああ下野さんが夢に出た。うれしいなあ。と思っていた。


その日の夜。私は会社の帰り道にいつもより少し遠いコンビニに行った。

で飲み物買ってレジに行ったら、隣のレジにおじさんが来て

「マイルドセブンねー」

と言って煙草を買っていった。


黒いシャツにニッカボッカ。ゴマシオ頭で日焼けしたおじさん。

全く同じだ!と気が付いて煙草の棚を見ると、マイルドセブンが37番だった。


なんで下野佐和子さんじゃなくて、あのおじさんが予知夢として出たんだろう。

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