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04 知らないお兄さん

 今週何もしてないね、とつい口に出してしまったら、景が急に怒りだした。


「今週どころじゃないでしょ! 今月、先月、何なら今までの人生何ひとつ何もしてないわ!」


 冬の公園で、景はビシーッ、と僕に人差し指を突きつけた。逆側の手に携帯の新作カタログを持ちながら。さっきまでふたりで眺めていた。買うつもりは両方とも特にない。


「じゃあ何かしよっか」

「何をよ」

「なんでもいいけど」

「なんでもいいが一番困るってお父さんお母さんに教わらなかったの?」


 献立の話じゃないんだからさ。

 そんな風に思ったところで、お腹がぐう、と鳴った。とても素直な身体をしています。


「じゃあご飯食べに行こうか」

「ダメよ」


 バシッと手首をつかまれた。別にそんなことされなくても逃げやしないんだけど。ついでにその手を引っ張られて、ぐいーっと顔も近付けられる。


「毎回毎回この流れよね。『私たち何もしてませんね』『はい、そうですね。何か建設的なことをしましょうか』『とりあえずお腹が減ったのでご飯を食べに行きませんか?』『そうですね、そうしましょう』からの即帰宅して睡眠!」


 不毛よ、と景は目を閉じて首を振った。僕の目の前で髪が流れて香った。居心地悪く感じてちょっとのけぞる。


「とにかく今日は何かするまでご飯は食べないわ」

「えー」

「文句を言わない。三大欲求に打ち勝ってこそ文明人よ」

「お腹減ってもご飯食べないのが文明人なの? ていうか僕この間倒れたのもあるしさ」

「今度倒れたら私が背負って歩いてあげるわ」

「……歩いてどこに行くの?」

「世界の秘密を探しに」


 キマッた……、と言わんばかりの笑顔を見せる景。頼りになるんだかならないんだか。

 まあでも。


「……そ。じゃあお腹空いたし、さっさと何かしようか。気絶したらそのときはよろしくね」

「任せときなさい、お姫様」


 景の気障な物言いにくすっと笑って。


 僕は彼女に手を引かれて歩き出した。



*



「……んぅ」


 揺れながら曖昧な脳が少しだけ現実の水面に顔を出した。よくわからないけどすごく良い匂いがして、柔らかいものを抱きしめているみたいだった。どういう体勢なんだろう、なんで、と現状とその理由を考えながら、声にもならないような音を喉だけで鳴らして、ぐーっと前に身体を預けてみたら、がたん、と身体が急に揺れて、それでパッと目が覚めた。


「……ねえ、凪」


 と。抱きしめているものが景の声を出した。というかこれ。


「うわあ!」


 景だ。何してるんだ僕は、と驚いて距離を取ろうとして、上体がのけぞって、落ちそうになって、僕を背負っている景がさらに前に屈み込むことで何とか体勢を立て直した。


「ご、ごめん! 降りるよ、今降りるから!」

「確かに私は、凪が倒れたら背負って歩くって言ったけど……」


 わたわたしながら、景に僕のふとももをつかむ手を離してもらって、ちょっとふらついて地面に足をついて降りる。すると、僕の重みから解放された景は息切れしながらその場にうずくまる。


「……別に、だから今日はちょうど良いところで気を失ってね、とかそういうフリじゃないのよ?」

「え、また気絶したの?」

「ええ。それはもう綺麗にふらーっと、道端で」


 息も絶え絶えの景曰く、街中をアテもなく彷徨っているころ、突然何の脈絡もなく僕が倒れて、そのままにしておくわけにもいかないからと人の居ないところまで運ぶのに背負ってきたとのこと。確かに今いる場所はさっきまで歩いていた大通りから一本か二本くらい逸れた横道で、周囲に人気はない。

 景の言葉を頼りに記憶をたどってみるけれど、今回は前回と違って気絶前後のそれがまったく存在していない。いきなり意識が断絶して、そして目覚めたら視界いっぱいに景、みたいな状況だ。混乱の最上級。


「ごめんね、迷惑かけちゃって」

「それよりあなた、身体が弱かったりするの? 一週間で二回倒れるって、あんまり普通じゃないわよ」

「えー? そんなことなかったと思うんだけどな……。病院でも結局何も言われなかったし……」


 そりゃ年に二、三回くらいは風邪を引いたりするけれど、それくらいだ。人並外れて、なんて記憶はない。


「なんなのかしらね」

「なんなんだろうね」


 ふたり揃って首を傾げて。


「……ま、とりあえずご飯にしましょうか。また倒れられても困るし、私も運動してお腹減ったし」


 そう言う景の額には、うっすら汗が浮いていた。冬なのに。よっぽど頑張って運んでくれたらしい。


「ありがとね、景」

「感謝の気持ちがあるなら今度は私を背負ってほしいわ。もうふとももがガクガクよ」

「あ、うん。いいよ」

「なんでさっきまで倒れてた人間が人を背負おうとするのよ。その頼まれたらとりあえず快諾する性格治しなさい」


 性格治せって言われても。

 困っていると、景はそんな僕を呆れたように見つめながら、その後ふっと笑って。


「……ま、そのくらいじゃないと私の友達になんかなってくれないか」


 と、ひとりごとみたいに呟いて立ち上がった。

 ポケットから取り出したハンカチで顔の汗を拭きとりながら、景が言う。


「どこ行く?」

「千都のとこでいいんじゃない?」

「そうね。あそこがこのへんじゃ一番美味しいし」


 行き先を決めて、今度は景が僕を背負ってきた道を戻るように大通りに出る。そこで、


「あ」


 と声を上げた。どうしたの、と景が聞いてきて、僕は見つけたそれを指さそうとしたけれど、一旦やめた。


「あそこにいるの僕の兄さんっぽいんだけど……」

「どれよ」

「あの釣り目でキチッとしたベスト着た神経質そうな人」

「……あの紅茶飲んでる人?」

「そうそう」

「うーん、言われてみれば」


 似てるかもね、ちょっとだけ、と頷く景。

 大通り沿いの飲食店。そのガラス越しに覗ける窓際の席に、ひとり佇む僕より七つ年上の青年の姿。対面の席にも食事の跡が残っているから、誰かと一緒に来て、片方だけが席を外しているんだろうか。けれど僕はどこかその兄らしき人の姿に違和感を覚えていた。うーん?と首を捻りながら考えていると、とうとう向こうに気付かれた。


 ばっちり目が合って、それから兄さんは。

 僕に向かって、うっすら微笑んで手を振って――。


「いやいやいやいやいやいやいや」

「何よ、どうしたの?」

「いや全然違った人違いだった」

「そんなわけないでしょ、完全にあなたに気付いてるし。ていうか手招きしてるわよ。どうするの?」

「えぇえええ……」


 あんまり気が進まなかったけれど、無視してどうなるかも怖い。だから僕は隣に立つ景に視線を送って。


「……行ってもいいかな?」

「お腹減ったしさっさと入りましょう」


 答えるより先に、どんどん店の中へ入って行ってしまう。

 頼もしいんだけど、こう、もうちょっと、生きる速度をさ。


 入ってすぐにやってきた店員に、待ち合わせなんで、と告げて景は奥へと進んでいく。僕も後を追いかける。目当ての席に着くと。


「元気にしてたか」


 と。それだけ言って、兄さんは僕に手を上げて挨拶をした。


 鳥肌が立った。


「…………頭打った?」

「ひどい言い草だな。まあ座れ。そちらの彼女も」


 そして苦笑。景は勧められるままにずかずか兄さんの対面窓側の席に座ったけれど、僕は強烈な衝撃を受けていた。それにも当然理由はあって――。


「あ」


 と。今度は別の声が背後から聞こえた。その奇妙な声を、僕は確かに聞いたことがあって――、振り返れば。


「……どうも」「……どうも」


 そこには”僕”がいた。僕と寸分たがわぬ、――強いて言うなら髪の長さくらいは少し違うか――、その姿。見間違える要素もなく、完璧な”僕”が。

 ”僕たち”はお互いに、全く同じ仕草で会釈をして、見つめ合って。


 それで、僕の方は色々納得――、というか予想がついた。兄さんの態度の理由。それから兄さんの対面に広げてあった昼食を平らげた人物の正体。

 そのとき僕は、きっとひどく苦々しい顔をしてしまって、そしてそれは、きっと目の前の”僕”と全く同じもので――。


「凪」


 と。兄の声がして振り返った。けれどその名前の向く先はどうやら僕じゃない方の”僕”だったみたいで。


「金は渡すから先に会計して家に帰れ。私はこっちの凪と少し話していく。お前が”ふたり”いたのでは話していて複雑になってしまうからな」

「……うん」


 そう言って、伝票と一万円札を同時に”僕”に手渡す。”僕”はそれを複雑な表情で受け取って、それから僕たちを一瞥して、また一礼して立ち去って行った。


 まるで自分を見てるみたいだ、って思って。

 いや”自分”を見てるんだよって。そんなこと。


 くい、と服の袖を引っ張られた。目線を下げると、景がいた。


「私、もう決めたけど。凪は何にするの?」


 何気ない風に尋ねてきた彼女に。


「……今決めるから、ちょっと待ってね」


 と告げて、僕はその隣に座った。



*



 お兄さんってどんな人?


 と、聞かれたときどう答えるか。

 変人。努力家。堅物。偏屈。色々言葉は考えられるけれど、やっぱり、『他人に興味がなくて、自分には異常に厳しい人』ってのが、一番しっくりくると思う。


 子供の頃から四六時中勉強している人だった。大学に入ってから、勉強って言葉は研究って言葉に変わった。僕には何が違うのかまだよくわからないんだけど。

 食事も睡眠も、生存コストとしか見てないように振る舞う人だった。同じ家に暮らしていて、気が緩んでるように映る場面をほとんど見たことがない。ちょうど僕が家から居場所を失う頃にまでなると、ようやく兄も加減を覚えたみたいだったけれど、昔は勉強のしすぎで気絶するなんてしょっちゅうだった。兄とふたりで留守番を任されて、随分年齢差があるのに僕の方がハラハラさせられたことなんて、数えきれないほどある。


 それから表情も固い。人間関係を性格じゃなくて能力で維持するタイプらしくて、人に媚びる、って言ったら言い方が悪いかもしれないけれど、感じ良く思われるように振る舞おうなんて意欲もほとんど見られない。だから僕はもっともっと小さかったころ、全然感情を表さない兄を苦手に思っていて、それは僕が『この人、別に僕が嫌いとかじゃなくて、特に何とも思ってないだけなんだ』と気付くまで続いたんだけれど。


 その兄が、今。


「私としては、お前と食事をするのは最近珍しいことでもないのだが、しかし、今ここにいるお前にとっては久しぶりのことか?」


 僕の前で、優雅に紅茶を飲みながら微笑んでいる。


 誰だよ。


 僕の隣ではパクパクモグモグと景が無心でチーズハンバーグを食べている。僕も和風ハンバーグにフォークを伸ばしながら、けれど戸惑いに微妙に指先を震わせつつ、尋ねる。


「ああ、うん……。なんか、兄さん、変わった?」

「人は誰でも変わるさ」

「……いや、そういうことじゃなくて」

「いや、そういうことだ。お前が感じている私の人格に関する変化は、確かに時間の経過と環境の選択によって、ごく一般的に起こりうるそれだということだよ」


 何だかやたらと回りくどい物言いに、なるほど確かに兄さんだ、と思った。こういう判別方法もちょっとどうかと思うけど。

 それから、聞いていいのかよくわからなかったけど、何となくそうしないと進まなそうだったことを聞いておく。


「……そう。じゃあその、今は研究?はしてないの?」

「ああ。この”私”はな」


 言い方に、引っかかった。


「……複製?」

「そうだ。呑み込みがいい……、というよりも時代に馴染んだか。私は”私”の複製を作って、そちらに”私”が成し遂げるべき研究を託した」


 信じがたかった。

 兄さんが研究をやめる。たとえそれを他の”自分”が続けるとしても、それは兄さんのアイデンティティそのものが失われてしまったようにも感じた。


「専攻は?」


 と、隣の景が口をはさんだ。珍しく口元が汚れていなかった。

 兄さんはそれにふむ、と応えた後、少し考えて。


「ひどく大雑把に言ってしまえば脳だ。悪いがそれ以上の詳しい分野については、今は話せない」

「話せない?」

「色々と差し障りが生じる」


 そう言って、瞑目して一口紅茶を含んだ兄さんを、景はじっと見つめる。


「……人工知能」

「あまり探ってくれるな」


 兄さんはそれ以上の詮索を拒絶したけれど、景は飛び跳ねんばかりに輝かしい顔をして、僕に目線を送った。


 その気持ちはわかった。僕も兄さんの専攻については知らなかったから、まさかこんな話になるなんて思ってもみなかった。


 人工知能。今の世界を覆う技術の根幹に位置するひとつ。それと兄さんの間に繋がりがあるなら、確かにそれは景の求める『世界の秘密』に至る足がかりのようにも思えて――。


「凪」


 けれど、その前に兄さんが僕らの好奇心を制した。


「お前、最近よく倒れるだろう。ついさっきも」


 思わぬ切り口に、目を丸くした。


「……え、なんで」

「お前たちが具体的に何に興味を持っているか知らないが、今ここにいる私から得られる程度の答えなら向こうからやってくる。もう少し辛抱しておけ」


 昔からそうだ。

 兄さんのこういう物言いは、何もかも見通している風で、反論の余地を与えない。ひどく真実らしく耳に響くから。

 隣に座る景を見た。どうする?と視線で尋ねれば、彼女は任せるわ、と肩をすくめて答えた。


「……ちなみに、どれくらい?」

「そうだな……、気絶の回数が十に達する頃には、もうお前は知っているだろう」


 近いんだか遠いんだか。


「これ、命に別状とかないの?」

「あったら言うさ。大切な弟のことだからな」


 大根おろしが変なところに入った。げっほ、っごほ、と咳き込んでいると、兄さんが、大丈夫か?と薄ら心配そうな顔でナプキンを手に取って僕を見た。もっと変なところに入った。鼻から出てきちゃいそう。隣に座る景が僕の背を撫でた。ありがとう。


「なに、なんて?」


 涙目になりながら、グラスの水を飲んでまだ何か引っかかっているようにも感じる喉から質問を鳴らす。兄さんはナプキンを手に持ったまま答える。


「大切な弟のことだから、と言ったんだ」

「……嘘だあ」

「嘘じゃないさ」


 それから兄さんは、僕の空になったグラスに、給水器から水を注いだ。今までこんなこと、一度だってやってもらったことはなかった。


「可能性の話だ」


 コトリ、と僕の目の前にグラスを置きながら、兄さんは言った。


「……可能性?」

「そうだ。複製人格というのは、結局のところ、一種そうした性格を持つ」

「……ああ」


 と、景が頷いた。僕にはわからなかった。彼女は複雑そうな顔をしていた。兄さんは僕に対してだろう、説明を続ける。


「細かい説明は省くが、複製人格とはつまり、”その状態”の保存だ。その先は人物であれ、環境であれ、外部刺激によって柔軟に変化しうる」

「……それつまり、複製人格は実際は性格が違うってこと?」

「そこまでではないさ。たとえばさっきまでこの場にいたお前と、今ここにいるお前。分かたれたのは複製を作成した十五のときだ。十五年の蓄積は当然変化しがたい言動のパターンを当人にもたらすし、それはその後の二年、あるいは一生にかけて保存されるものかもしれない」

「……つまり?」

「パラレルワールドみたいなものってことでしょ」


 景の言葉に、兄さんは少し考えて頷いた。


「悪くないたとえだ。平行世界に自分が何人も存在していると考えろ。その自分はそれぞれ、偶発的にでも必然的にでも異なる人生を歩むが……、その原型は共通していて、しかしその行き着く先は異なる」

「……うん」

「つまり複製人格も同じだ。”自分自身”を異なる環境に置くことによって、”自分自身”に発生しうる、複数の可能性を進むことができる」


 そこまで聞いて、ようやく兄さんの言わんとするところがわかった。

 学校に行く”僕”。家にいる”僕”。本屋で働く”僕”。そして景といる僕。

 様々な”僕”が存在していて、それぞれがそれぞれの可能性の先へ進んでいく。それを兄さんについて当てはめてみればそれが答えだったんだ。


「……私はいつも何者かになろうとしていた。必死だった。だから私は研究に没頭したが……、しかし、それでも。もし”私”のうちの、誰かひとりでも、それを達成してくれるなら……」


 兄さんは、わずかだったティーカップの残りを飲み干して。


「……私も、人並みの幸せというやつが欲しくなった。それだけのことだ」


 それだけ言って、兄さんはティーカップを置いて、コートと伝票を持って立ち上がった。


「さて、もう私は行くとしよう。お前たちはゆっくりしていくといい」


 元気でな、と。最後に残して、兄さんは立ち去って行った。


「……結構良いお兄さんじゃない」

「……どうだろ。僕は、結構悪いお兄さんしか知らなかったからな……」


 取り残されて、僕は考えていた。兄さんの言葉の意味。

 兄さんは、”自分”を全体として見ているってことがわかって。そして兄さんは、他の”自分”がそれを達成すると予想して、自分自身はそれを求めるのをやめて。


 言ってることはわかるんだ。”自分”の中に眠る、って言い方が正しいのかはわからないけど、可能性とかそういうの、誰かひとりでも達成してくれるならって。自分はそれ以外でもって。


 でもさ。でも。


 僕にはそういう風には。


「凪」


 隣から、囁くような呼び声に俯いたまま顔を向けた。


 頬に指が突き立てられた。僕の頬に、景の指が。


「…………」


 目線の先に、いつもみたいな顔でじっと僕を見つめる景がいて。

 僕はなんだか無性に。


 無性に。


「凪、どうしても寂しくなるならね」


 彼女はゆっくり微笑んで。


「遠慮しないで私に目いっぱい優しくしてくれてもいいのよ。友達だもの」


 なんだそれ、って思ったけど。

 でもきっと、気休めだって、それで楽になるって、そう思ったから。


「うん」



 僕も、頑張って笑った。

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