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第4小隊の索敵少年  作者: 高松豪留
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日常

今から50年前。突如として世界に大パニックが起きた。太平洋に浮かぶ小さな孤島が突然大爆発したのだ。

多くの各国の政府は大規模な調査団を孤島に派遣した。その孤島を調べ続けると驚くべきことが発見された。そこには、崩れ落ちていた研究施設が発見された。中を探索していると、様々なことが明らかになっていった。1つ。この施設は20世紀前半に建てられたということ。2つ。その施設では、何かのウイルスを大量生産していたということだ。しかし、奇跡的に1つだけ中身が無事なものがあったため、各国を代表してアメリカの調査団が国に持ち帰り研究したところ、そのウイルスは人の神経を改変するもので、 神経改変ウイルス(NMV)と呼ばれた。

このような施設が爆発したということは、全世界にこのウイルスが拡散されていったということだ。地球上での大感染を少しでも防ごうと各国でこの事件について報道された。恐れた人々は数週間の間外に出ず、家にこもっている状態だった。しかし、そのようなことは意味がなかった。なぜなら、爆発が起こり、調査をし、報道するまでに既に1ヶ月たっていたからである。この1ヶ月で全世界で2000万人を越える人々が既に感染していた。しかも、その感染者が産んだ子供は高い確率で感染している可能性があるのだ。しかし、死亡者はいなかったため殺傷性のないものだと分かり、人々は安心していき、人々は対策への気持ちが徐々に薄れていった。しかし、30年前に全世界である法律が作られた。1歳になった者は国指定の病院へ行き、感染をしているのか検査するというのだ。そしてその検査でなんと感染者は異能の力を持っていることが判明した。種類としては、一定の範囲に存在する人間の情報を把握する[索敵] 周りの景観に溶け込んで自らの身体を隠す[隠密]などが発見された。このような異能を世界は[スキル]と呼んだ。同じスキルを持った感染者が多くおり、現在確認されているだけでは35種類しかスキルの種類はないが、同じスキルでも使用しているスキルの発動規模や利便性などから、1つのスキルにレベルが設けられるようになった。

そして・・・この事件が発端で世界は更なる大混乱が起こると思われた。なぜなら、スキルを悪用した犯罪者が急増していったからだ。しかしそれを弾圧するために世界でスキル使用者を集めた《特別捜査所》をつくり奴等を弾圧していった。今からお話しする物語はこれに大活躍をし、英雄とまで呼ばれるようになった少年少女たちの物語である。


第1話。 《日常》


ジリリリリリ。

あ~。時計の音だ。7時か~。・・・だから?おやすみ。

そう思って寝ようと思ったが、部屋のドアが勢いよく開いた。そこには、制服姿の黒髪が腰まで伸びている少女が、立っていた。はっきり言う。毎朝毎朝うるさい。

「はいはい起きた起きた。いい加減毎朝起こしに来るこの麗しき幼馴染みに感謝したら?」

無視。というか寝させてくれ。麗しき幼馴染みだっけ?は?お前が?てか、麗しいなら幼馴染みのことを気遣い寝させようよ。俺の部屋に入ってきたこの少女こそが隣に住んでおり、親が本当に仲が良かったし、同級生ということもあって小さい頃から仲が良い幼馴染みの東雲沙優。全体的に体型は平均であるが、胸は少し大きいと思う。成績は優秀で顔もとても美人で周りの友達は天使と思っているらしい。・・・分からん。全くもって分からん。

「無視?まぁいつものことだけとね。」

沙優は少年が寝ているベットに行くと、いきおいよくその少年の最後の砦である毛布を奪った。そして、少年に馬乗りになり起きて!起きて!とばかりに身体を揺すってきた。この少年というのが俺。雨宮和人だ。体型は平均で平凡な黒髪少年だ。勉強は・・・触れないで。

揺すられても無視していたが。最悪の状況だと気付いた。問題は体勢である。俺だって一応思春期の男子だ。朝には・・・すると、沙優の恐るべき発言が聞こえた。もう手遅れだ。

「ねぇ和人。この大きくて固いものって何?」

「え?い、いや。そ、それは・・・俺の息子だ!

堂々と言ったが、すぐに激しく動揺した。

え?何言ってんの俺?確かにどうしようか迷ったけど、死亡フラグだよな。言った俺が一番びくり

「ふ~ん。和人の息子ね~。・・・ム・ス・コ?・・・い、いやーーーーー!!!

バチーン。見事な平手打ちが炸裂した。うゎ。これは・・・後で鏡見よう。まぁそれはそれとして、逝ってきます。

初めて投稿してみました、中学生です。いつも小説は読んでいるのですが、実際に書いたのは初めてです。変な書き方と思ったらご指摘お願いします。

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