初モンスターとスキル取得
戦闘に入ります。グロ注意です。
「…あれ?誰もいないぞ?」
はじめての戦闘。俺はかなりワクワクしていたのだが、闘技場に入ってみると、がっかり。なんと、何もないし誰もいない。
「おかしいね…もしかして脱走した、とか?」
「無ぇよ。あんまりずぼらじゃ無いかぎ」
り、とは言えなかった。目の前にいきなり、スライムが現れたのだ。
「う…うおおおおお!?」
目の前のスライムは俺に近づき、飛び上がると俺の手にくっついた。見ると、手が見る間に溶けていき、ずんずんとHPが減っていく。
「グ…グラビティ!」
重力を三倍にし、地面に叩きつける。すると、潰れて広がった。なんだこれ…倒しようがあるのか?
そう思って見てみると、中にピンク色の物体があった。
「これ…か?」
そう思い、槍でピンク色の物体を突く。すると、スライムの液体部分ごと消え去った。
「舞!こいつら、中のピンクのやつが弱点だ!多分核だぞ!」
「わかった!ありがとう!」
そう言って、戦闘に戻る舞。……戦闘?
「うおっ!増えてる!」
先程までは一匹しかいなかったのに、今は五匹くらいに増えている。こんな速度で出てくるのか……
「おらおらっ!グラビティ!」
どうやら俺とスライムは相性がいいようだ。ダメージが無いとはいえ、重力で動きを止めることはできる。そこを槍で突けばすぐに済む。
どんどん増えていくなか、五匹くらい倒したときだった。
パパパパパーパッパー!
レベルアップのファンファーレが鳴った。
名前 空町海人
年齢 16
職業 重力師
称号 外来種
レベル 2→3
ちから 9→13
すばやさ 7→15
ぼうぎょ 9→12
ずのう 13→20
HP 85→92
MP 17→30
スキル
パッシブ 体重減少(熟練度2。体重がさらに減少する) 槍術(槍の扱いが上手くなる) MP使用減少(スキルの時に使うMPが1減る)
アクション グラビティ(熟練度2。絶対値5倍まで)
ユニーク エンジンキック
「おお!」
魔法系のステータスが軒並み上がっている。これは嬉しい!さっきまでグラビティがあまり使えなくて苦労していたのだ。
「海人くん!新しいのが出てきたよ!」
見ると、棍棒を持った小さい人のようなモンスター。つまりゴブリンがいた。
「ゴブリン!?そんなのもいるのか!よし、好都合だ!」
さっきまで物理が効かなくてイライラしてたんだ!
槍術で強化された槍の扱い。ちからが上がったから槍が軽い。すばやさが上がり、体重減少もしているから体が軽い!
「ははははははははは!」
迫り来るゴブリンを片っ端からなぎ倒す。横で舞も一気に殲滅……いや、あれ、やばくね?一気に糸を巻き付けて、糸を絞って体切ってるんですけど。何の糸なんだよ、あれ。革なのは知ってるけど。
「舞……お前、グロいとか言ってたのはどこに行ったんだ?」
「どこか空の果てかな!!」
あ、こいつかなりイってる。
そんなこんなでやっていくうち、特に危ないところもなく敵は殲滅した。店員さんによると、ノーマルはレベル30くらいの人が挑むそうで、俺達は出てきた時点でやっとレベル10だ。(これでもかなり上がっている)
結論。
俺達はとんでもなく強い。
次回、二人一部屋とPVP、お楽しみに!
追記→俺のリア友が「デリート」って小説書いてるので、是非見てください!




