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序章 2 エミルとラドン

 私の名前は、ナリ・エミル。モデルをしていていて、今では、モデル雑誌の特集に載ることもあるほど有名なモデルになっているの。……いえ、今は、モデルをしていたと言った方がふさわしいわね。

 で、自己紹介はひとまずこの辺にしておいて、次は、私の身に起こった、不思議な出来事の話をするわ。

 あれは、大体三日前ぐらいに起こった出来事だった。

 その前の日は、夜遅くまで雑誌の撮影が長引いちゃって、ようやく眠りにつけたのは、次の日の明け方ごろだった。

 で、目が覚めたら、ベッドの上ではなく、草原に寝転んでいて、しかも、変なウインドウが見えるようになって、何が何だか、さっぱり分からないの。

 とりあえず、周りを見渡してみる。すると、歩いて数日かかりそうなぐらい遠いところにある、とても巨大な岩が目に入って来た。けど、それ以外に見当たるものは何もなかった。

 で、次に、ウインドウに意識を向けてみたの。

  それは、私のステータスだった。

  内容はというと……


ナリ・エミル HP 40 エネルギー量 7

【剣類攻撃力】    10

【ハンマー攻撃力】  13

【銃攻撃力】     8

【術攻撃力】     14

回復ヒール力】      12

【弓攻撃力】     13

【物理攻撃力】    11

【剣類防御力】    8

【ハンマー防御力】  6

【銃防御力】     2

【術防御力】     10

【弓防御力】     12

【物理防御力】    11

習得技・術・スキル

・光の水 ・たたく ・豪火 ・射ちつける

・観察

LV1


 こんな感じね。

 このステータス、まるでゲームをプレイしているような感じがするわね。

 さて、私は、あの大岩の正体が少し気になっていた。そこで、ステータスの中に、その正体を探るのにうってつけな気がするスキルを見つけたの。

 それは、『観察』というスキルよ。早速、発動してみましょう。大岩の方に手を向けて……


「スキル『観察』発動!」


 こんな感じでやってみると……おお! ちゃんと発動できたみたいね!

 どうやら、脳内にその物体が出てくるような感じで、自由に回転させたり、細かいところを見たり出来るようになってるみたいね。

 で、そのスキルで大岩を観察してみると、地面に近い所に、大きな扉があった。けれど、それ以外、大岩に特徴はなかった。

 とりあえず、大岩に行けば、何かが起こると私は信じて、大岩の方に歩き始めたのだった。


 それから3日経って、今に至るの。

 それで、大岩に着くまでに、1人、新しい仲間ができたの。その仲間とは、ラドンよ。

 ラドンは、元はこの世界の冒険者だったんだけど、今は、冒険者を辞めて、自由気ままに旅をしているんですって。

 そして、今、私とラドンは、大岩の扉の前にいるの。


「ふぅ、やっと着いたわね……じゃあ、ラドン、今から大岩の中に入るわよ。準備はいい?」

「ええ、行きましょう、エミルさん!」

「じゃあ、行くわよ!」


 その時、何かが、私の背後から襲いかかって来ていることに、私は気付いていなかった。

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