性癖逆転
おねショタが好きでバイト先の出版社に勤めていた年上のバリキャリ(28歳)と何とかして付き合ったが、実は彼女は処女であり初体験に怯えていた。
初体験を目前に途方に暮れたボクだったが、欲望を止められないので行為を続行。そこで、ふと「ボクがされて嬉しい事をしてあげたら、彼女も喜ぶんじゃないか?」と閃いた。
結果、彼女は下品な声とおしっこを漏らしながら果ててしまった。一体、どれだけよければそうなるのかと思い、終わったあとに感想を尋ねると。
「その方向でお願いします」
と、顔を真っ赤にしながら欲望を告白された。答えになってないと思った。
きっと、エロ本やエロ動画に耐性がない真面目な彼女だからこそそうなったのだろう。ボクは、いつか彼女がボクをヨシヨシしてくれる日まで、その方法を指南する事にした。
ある日、欲しがり過ぎてお姉ちゃんに成り切ったボクは、彼女に「お姉ちゃんは素直な子が好きだなぁ」と囁いてしまった。
おねショタ好きのボクが、いつの間にか母性を擽られてしまっていたらしい。気が付くと、聞いた彼女はまるで少年のようにアホな笑顔を浮かべて恥じらい欲しがった。
ボクはお姉ちゃんとなり、彼女はショタとなった。もしかすると、ボクは最初からお姉ちゃんに感情移入していて、求められる事に餓えていたのかもしれない。
しかしながら。
今は少年の彼女がやがて大人の男になったとき、果たしてボクはどうなってしまうのだろう。
少し怖くて、だから今日はいつもより強く彼女を慰めた。
逆に、怖くなった。