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異世界の魔術は俺の【魔法】に敵いませんでした  作者: JING
第四章 ドワーフと人魚の国
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第68話 けっきょく日本に帰らないんですか?

ハーレムは完成したようです。

その後二つの国がどうなったかというと。


まずドワーフの国ガルガン。


当然だが宰相ゼファーと裏取り引きを行っていたセグモンは失脚、リーロン(うじ)の者は以降国の代表となることは出来ない事実上のお家取り潰しとなった。

まあそりゃそうだよな、ようは国のトップが自らの懐を温めるのに走って率先して密輸に手をつけていたのだから。更には人魚国のジョアンナ姫を強制的に手中に収めようとしたのも悪手だったのは間違いない。

次の代表が就任するまではギュウマが騎士団に戻り、国の立て直しに注力するらしい。


そして人魚国ローレライ。


宰相ゼファーの暗躍によってジェーン以外の王族が酷い状態にあったが俺の【治療(トリートメント)】によって全員が回復している。

王様は大変感謝してくれたが、同時に王家の汚点を晒してしまった、いや俺に知られてしまったとして俺に婿養子となってくれるようせがまれたが丁重にお断りした。ただきちんと国を治めてくれれば俺はいいと伝えたが諦める様子はないようだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「そういや当初の目的は達成できなかったねぇ。」

「仕方ないだろ、のっけから盗賊騒ぎだもんな。それに防具とかなら俺が触れた物はコピーできるんだからいいだろ?」

「あー、悠介はメ〇カリとかで買って店に貢献しないタイプか。」


御者台の俺の隣には珍しくかえでが座っている。

もう少しゆっくりしていけばいいとギュウマは言っていたが忙しい彼女の世話になってダラダラするのは頂けないので俺たちはさっさと旅に戻ることにしたのだ、今は国境に向かって馬車を進めている。

特に何に縛られるでもない気楽な旅だが今はこの生活が気に入っている。次はどの国に行こうかな・・・。


「エドガー様、次はどの国に向かいますの?」

「・・・ジェーンは俺たちの旅に加わって良かったのか?」

「ええ勿論!お父様にも『この国だけでは分からない広い世界を見てこい』と仰せつかってますので!なにより妻として貴方様から離れる気はありません!」


と鼻息荒く答える人魚姫。・・・たぶん王様も俺を婿に欲しいか、ジェーンを娶ってもらい絆を揺るぎなきものにしたいのが透けて見えるけど・・・。


「つ、妻ぁ!?・・・ユウスケ殿は嫁を何人増やせば気が済むのですか。たまにはボクにも振り向いてくれれば・・・。」とアリス。

「ユースケならしかたないな!クロも大好きだぞ!」とドラゴン娘。

「英雄色を好むというやつですね、大変良いかと思います!」と駄女神。

「・・・お主に限っては今に始まったことではないからのう・・・祐介よ、妾を連れ回しておる責任も取るのじゃぞ?」とウシオ。

「ウチもユウスケちゃんのこと本気やで?まーいにち美味しいご飯作ったるからな♡」とライラ。

「ご主人様は血が絶たれるご心配はないようですね。わたくし達に子供が生まれてもお世話はお任せくださいませ。」とクララ。

「・・・うう、お兄ちゃんが嫁に貰ってくれるまで我は諦めませんから!魔界のパパにも誓ったんだもん!」とルヴィン。


「・・・これはおいそれと元の世界に帰るわけにはいかないっぽいね悠介。」とかえで。

「かえでは帰りたいんじゃなかったのか?」

「たしかにオタク趣味は諦めきれないけどその気になれば取り寄せられるし?それに。」


といって俺の肩に頭を預けるようにくっついて来る。


「悠介がいない世界なんて帰ってもしょうがないじゃない?」

「そりゃそうだ。」


元の世界に恨みはないが、それ以上に大事なものがこの世界に出来すぎてしまった。この世界ウィトルースに根を下ろしてもいいだろう。

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