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異世界の魔術は俺の【魔法】に敵いませんでした  作者: JING
第四章 ドワーフと人魚の国
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第55話 魚人の国にでも行くんですか?

更新が滞ってしまい申し訳ありません。

まだまだ外出自粛が続いておりますが楽しいおうち時間に当小説はいかがでしょうか(ダイマ)。

「どうしたもんかなぁ・・・関所を通らずに行っても問題なさそうだが大回りになりそうだ。」


現在進行形でドワーフ国と人魚国は睨み合いが続いているのだ、国交もクソもない今の状態じゃ冒険者だからとおいそれと越えられたものじゃないだろう。


「でしたらわたくしも通ってきた地底湖から向かえばよろしいのでは?」

「お前は何を言ってるんだ。」

「エドガー様、我が国は確かに人魚を中心とした水棲亜人族を中心としておりますが海底の村々にもヒューマンや陸生獣人はおりますのよ?」

「そうなの?」

「ええもちろん。ではどうやってそこに陸の者がいくか?今からお教えしましょう!」


そう言うと馬車を引くスレイプニルのローグに駆け寄っていき、いそいそと先程のポーチから何か取り出すジェーン。

そうして取りだしたスプーンのような形の魔道具に息を吹きかけるとそこからふわりと泡のようにも見える空気の層がそのままローグと馬車を取り込んでしまう。


「これぞ我が国の魔道具職人渾身の作、【大気の揺り籠】です!こうしてまわりに空気を固定することで地上の者も息切れどころか水に濡れることもなく海の中に進めるんですよ。」

「凄いなこれ、感触は無いけど温度の差みたいなものを感じる。。」

「あとはこうして。」と言って次はロープを取り出して自分に括りつけるともう一方はスレイプニルと馬車を繋ぐ鞍に括り付けるジェーン、え?まさか・・・。


「さあでは参りましょう皆様!大丈夫です、わたくし人を惹きつける力には自信がありますの!」

「意味が違う!」

「これがド天然・・・末おそろしいのじゃ。」


全員が乗り込んだ馬車をたった一人で引っ張る彼女。

俺たちの馬車は獣王国で買い換えた特別製である、なんせ様々な部品が魔道具に置き変わっているのでこれ自体が魔道具そのものと言っても過言ではない。

大きさは三~四頭立ての四輪式のキャリッジと呼ばれるタイプで大きさ自体はワゴン車と同程度の大きさだが俺の魔法で空間を歪めてあるため、中はアメリカの大型キャンピングカー並の広さをほこる。クララとライラの希望もありキッチンも完備してあるため外に出ることなく食事が出来るのだ。

そして足回りも忘れていない。サスペンションなど当然ないので衝撃を吸収する魔導防具を代わりに使ってあるため旅は快適そのものだ、王族の使う馬車でもこんなに拘ったものは無いであろう。化学の代わりに魔道具の発展した文化様々だ。


ジェーンは下半身を元の姿に戻すと馬車を引っ張り湖に潜っていく・・・あれ?まだあの娘テイムしてないんだよね?何この馬鹿力は。

ローグが可哀想だから【亜空間(アナザー)】にしまっておいてやろう。


「それが亜人における種族適正というものじゃ、その種に最も適した場所ではステータスにボーナスが入るゆえ大型馬車を人魚一人で引っ張るなんて芸当が出来るようになるのじゃ。」

「なるほど、ヒューマンには無いんだな。」

「獣人なら森で真価を発揮するオセロメー、ヴァンパイアなら闇夜といったようにな。・・・それにしても馬車を大気で包み水中を進むなど思いつきもせんかったのう。」


完全に水中に潜った馬車は一切濡れておらず、境目に手を伸ばすと指先だけ濡れていた。


『エドガー様、これから速度を上げてトンネルを進みますので境界から手は出さずにお願いしますね♡』

「了解!」


それから水の中を進んでいくとどんどん沈んでいくのに何故か周りは暗くなるどころか照明がついたように明るい、おかげで群れをなした魚が俺たちの上を泳いでいくのまでしっかり見えた。


「なんで明るいんだ?」

『この湖は海とも繋がった汽水湖なのです、ローレライ城の周りに生息する発光海月をつれてきているようでふね。』

「このトンネルってこっそり作られたものなんだよな?」

『この世界の地下にはパイプのように海と繋がっているとっても大きな【地底運河】がありまして、たまたま先程の湖に近かった部分を過去に何者かが繋げたようなのです。それを今密輸など考えた我が国の者が利用しているようで。』


もし潜水艦のようなものがあればその地底運河を使えば世界中様々なところにショートカット出来そうだな。


『ここから運河に入ります、巨大な海洋生物もいる場合があるので気をつけて進みますね。』


湖の底に空いたトンネルをくぐって行った先が地底運河。そこは大きな客船が余裕を持ってすれ違えるほどの大きなトンネルであった。

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