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異世界の魔術は俺の【魔法】に敵いませんでした  作者: JING
第三章 エルフの国
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第41話 迷宮挑戦と・・・オークションですか?

迷宮と奴隷オークションはやはり鉄板ですよね!※彼女の名前まだ決めてません。

~悠介視点~


「はい、確認しました。ユウスケさんのパーティ四名ですね、どうぞご安全に。」

「はいどうも。」

「行ってくるぞおっちゃん!」

「・・・おっちゃん。」


帰還の宝珠一つに入場条件クリアの腕輪三つ、それが今回のパーティ四人である。

そして選抜されたのは俺以外は公平なる真剣勝負(じゃんけん)の結果である。


こういう時の勝負運がやたら強いクロは六人で勝負したら最初に全員打ち負かし、勝ち残ったのはシルバーとアリスだった。残りの三人はお留守番を兼ねてウシオに隠密の魔術を使ってもらい、翡翠の風と【緑将】アレクがなにかしら仕掛けて来ないか調べてもらう。

そして入口を抜けてしばらく歩いてきたが未だに魔物の一匹さえ遭遇していなかった。


「さて・・・このダンジョンは確か未だかつてダンジョンコアまで到達した冒険者がいない未制覇ダンジョンなんだっけ?」

「そうです、現在最高で四十階層のボス部屋前。ボスのレッサーデーモンが未だ討伐されていないので全容も把握されいません。」

「レッサーデーモンてそんなに強敵なの?」

「頭はヤギで胴体はゴリラ、下半身はライオンでオオコウモリの翼と蛇の尾を持つ狂騒の悪魔ですね。特殊なスキルや魔術などは使ってこない代わりに自らに【身体強化】をかけて猛スピードで怪力を振るってくる厄介な相手なんです。」

「なるほど・・・。」

「ちなみにユウスケ様は何を?」


説明を受けながら俺のやっていたのは【探査(エクスプレーション)】のアップデートだった。

どうせならダンジョンの中のマップがどうなってるか出せないかなとスマホをいじっていると・・・できた。

スマホのカメラから立体映像で3Dの城が浮び上がる。


「おー、スゲーなこれ。」

「ユウスケ様の【探査】マップですかこれ!?こんなことも出来たんですか・・・。」

「成程、これは先程アリスさんの言っていた階数よりはるか上まで表示されていますね。ひーふーみー・・・六十一階層が最上階みたいですねぇ。」


ちなみに他所のダンジョンは知らないが、ここでは五階層ごとにボスモンスターの待つボス部屋がありそこを突破しない限り次のフロアに挑戦することは適わないらしい。中々面倒ではある。


「ちなみに外から入るとかは出来ないの?」

「無理でしょうね、過去に空を飛べる種族の探索者が所々に見えるバルコニーや窓から潜入を試みたことがあるようですが壁を破壊でもしない限りは入れないかと思います。それにダンジョンコアの存在するダンジョンの壁や天井などは基本破壊できないようです。」

「どれどれ。」


水切(ウォーターカッター)】で壁を切りつけてみると相当深く切れたように見えたがみるみるうちに裂傷は塞がっていき元の壁に戻ってしまう。


「壊せるけどすぐ直っちゃうな・・・。」

「もしかしてユウスケ様、壁を破壊して突き進んでいこうなんて考えてました?」

「悠介さんならやりそうですね。」

「じゃあ次はアタシね!」


ドゴォォンッ!!


魔力の爪を展開したクロが思いっきり壁に剛腕を振るった結果、大きな穴が開いてしまったのだった。

しかしそれも動画の逆再生でもしたかのようにゆっくりと砕けた壁が元に戻っていきやはり壊された事実など無かったように直ってしまう。


「ありゃ、ダメっぽい?」

「地道に行くしかないか。」

「そもそもユウスケ様くらいしかそんなこと考えませんよ・・・。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


~ウシオ視点~


その頃お留守番組の妾とライラにかえでは暇なので傭兵の里を色々見て回っていた。頼まれたくらんや【緑将】の監視を兼ねて試しに奴隷のおーくしょんに行ってみぬか?という妾の案だった。

なお、【探査】はかえでのスマホでも使えると確認済みなので時おり敵対反応をちぇっくしながらうぃんどうしょっぴんぐと洒落こんでいたのだがここでようやく目的地のようだ。


「ここかの?」

「お姫様が来るようなところじゃないんちゃう?」

「ほら、始まるっぽいよ。」


『レディースアーンドジェントルメーン、お待たせしました。これより本日のオークションが始まります!』


そこは紛うことなき奴隷オークション会場だった。

褒められた場所ではないがどうしても来てみたかったのでこうして悠介が居ない機会を伺っていたのだ。


『さあ一人目はなんと人魚だ!』


「男の人魚・・・。」

「あれ魔物やん、ウチが会ったことあるんはもっとイケメンやったで?・・・まあ、ユウスケちゃんには適わんけどな!」

「お主の悠介フィルターどうなっとるんじゃ。」


そうしておーくしょんはどんどん進んでいき、中にはラミアが暴れ出すなどといったはぷにんぐもあったが進行には問題ないようだ。


『さてお次は・・・おお、これまた貴重な商品ですよ!!次なるはラミアの派生種族のバニップだ!!』

「ほうほう、また貴重な種族じゃな・・・。」


【バニップ】

翼持つ蛇、巨大な尾を持つ獣などとしばしば誤認される全身に豊かな体毛を蓄えたラミア属の亜人である。

長大な下半身を持つラミアにしては身体の小さな種ではあるがそれでも全長四メートルはあろうかというその体の本来ウロコが生えているであろう部分からは真っ白な美しい毛が生えており蛇の腹部分は黒い鱗となっている、しかし女性部分である胴体や胸はつるりとしており健康的に焼けた肌が美しく、モコモコの毛は大部分が髪と同化している。

しかし、この個体は随分と薄汚れた毛皮をしておるな・・・肌もボロボロ、前の飼い主よほど手酷い扱いをされておったように見える。


「へぇー、あんなふうにモフモフのラミアもいるんやなぁ、なんやオドオドしててかわいいわ。」

「・・・見えた、この子親から捨てられて奴隷になった感じだ。ラミアの両親から産まれたけどこの子だけ先祖返りのバニップだったせいで気味悪がられて奴隷商人の元に来たみたい。」

「そのような背景まで分かるのか・・・かえでのチートも末恐ろしいのう・・・」


『ではスタート!金貨十枚からです!』

「随分安いな?」


説明ではすぐに躁鬱状態になるので値段がつけられないためお好みの方のみどうぞといったぞんざいな扱いであった。


「なんか絆を感じる・・・」

「へ?」

「ウシオさん、はいコレ。」

「ふむ、かえでがそうまで言うなら運命というものなんじゃろうな・・・よし、百枚じゃ!!」


『おお、他にはいませんか?・・・おりませんね、では85番のお客様に決まりです!』


その後は特に面白みのある者もいなかったのでおーくしょん終了後にかうんたーへ向かうと例のバニップは上物の貫頭衣を着せられて【隷従の首輪】を嵌められた状態でかえでを待っていた。

そして郊外に置かれた悠介の家まで来るとちょこんと絨毯にとぐろを巻いて座り、器用に土下座したのだった。


「お嬢様がわたしをお買い上げ頂けたのでしょうか?わたしはバニップの・・・名前はありません。女性の夜伽の御相手は生憎経験ございませんが精一杯やらせて頂きます!!」

「へぁ!?わ、私はそんな目的に買ったんじゃないよ!!」

「カエデちゃん実は女の子好きだったんか・・・。」

「違うってば!私は悠介だけ!・・・何言わせるのよー!!」

「クックック、お主が狂騒となってどうする。」

「(なんだかおかしな人達に買われましたねぇ・・・。)」

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