表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
76/178

76話 長女

俺は今、高遠城に向かっている。

茶々は妊娠しているので、極力、側に居てあげたいが、織田家家臣の身である以上、信長様の命令を断るわけにはいかない。

「殿!」

足軽が駆けつけてきた。

「拙者は茶々の方様の伝言を預かり、ここへ参りました。」

「申してみよ。」

「はっ。茶々の方様、御出産。姫にございます。名を考えて欲しい、との事。」

「分かった。そなたは先に高遠へ戻れ。」

俺は遂に父親となった。

誇らしかった。

俺の息子が織田信長の縁者であるという事が。

名前は何にしよう。

そうだ。

かつにしよう。

何者にも負けないように、願いを込めて。

俺は16歳で父親となった。

茶々の血を引く姫なのだから、将来は世界一の美女になるはず。

「殿、おめでとうございます。」

「おめでとうございます!」

お付きの者たちが次々に言い始める。

「皆、落ち着け。高遠に着いたら宴会を催す。」

俺は馬を進めた。



ブクマ、高評価よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ