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我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
67/178

67話 側室選び

高遠城。

「開門!」

門番の足軽が言う。

「お帰りなさいませ。」

茶々は門まで迎えに来てくれた。

「話したき儀がございますゆえ、奥の部屋へ。」

茶々は笑っていたが、目が笑っていなかった。

俺は話したき儀とやらを考え始めた。

「どうぞ。」

俺は部屋の中央に座った。

茶々は、話し始めた。

「あなた様は、いつになったら側室を迎えられるのですか?あれほど言ったのに、まだ分からないのですか?」

「畠がいるじゃん。」

「畠だけでは足りぬのです。なので、東様が安土へ行っている間、側室になれそうな娘を呼び出してきたのです。」

え?

「うそ~」

「噓ではございません。では紹介いたします。小松!」

「はい。」

きれいな声が聞こえてきた。

「あっ。」

俺は思わず声を上げた。

困った、綺麗すぎる。綺麗すぎるって。

「小松です。父は寺子屋を開いています。」

俺は悩んだ。

「・・・れ。」

「今、何と?」

小松は俺に聞き返した。

「側室になれ。」

「はい、分かりました!」

小松は、俺の側室になった。

「次、星!」

「はい!」

強気な女性の声が聞こえた。

「星です。旅芸人の座長を務めています。」

星はそう言うと、お供の芸人に綱渡りの準備をさせた。

「・・・はっ!」

星は綱の上で扇を開き、踊り始めた。

最後に、綱の上でアクロバットを繰り広げた。

「側室になれ!」

俺は言った。

次は・・・


                                      続く

更新が遅く、申し訳ございません。

中学受験に向けての準備が忙しく、これからの更新は遅れぎみになります。

何卒、ご了承ください。


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