表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
57/178

57話 悩む俺

ん~どうしよう。

「東様、何を悩んでおられるのです?」

茶々は古今和歌集を読みながら、涼しげな声で言った。

「今度は古今和歌集か?気楽で良いな。」

俺は茶々がうらやましかった。

「気楽じゃございませんのよ!古今和歌集は学問の1つにございます!なぜそのような失礼な事をおっしゃるのです!?」

「すまん、悪かった。」

俺は謝った。

「分かればいいのです、分かれば。」

茶々は再び読書を始めた。

「で、何を悩んでいるのです?」

「分国法。法律を決めた事なんて一度も無いからな~。」

「あなた様は信濃を、どのような国にしたいのですか?」

「豊かな国、穏やかな国、楽しい国。」

「なら、豊かで穏やかで楽しい国にするための、分国法を定めるのですよ。」

「そうか!茶々、そなた政治の腕があるな。これから重大な事を決める時は、茶々を頼る。」

「ありがとうございます。」

俺は筆を握り、和紙に分国法を書き始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ